日本RV協会が、全国各地に設置を推進するRVパークは「より安全・安心・快適なくるま旅」をコンセプトとし、キャンピングカーオーナーをはじめとする車中泊ファンに向け、道の駅や旅館、ホテルなどの駐車場の一画に設けられた車中泊専用のエリアのこと。そのエリアでは一般的な駐車場に比べるとゆったりとしたスペースが確保されており、一週間程度の滞在も可能だ。設備面では24時間利用が可能なトイレ、ごみ処理や電源設備を備えるほか、近くに入浴施設があったり、中には入浴施設を併設するRVパークもある。そこで、今回は全国で100カ所以上の中から、編集部お勧めの中国地方のRVパークをピックアップして紹介。今月末からの大型連休はRVパークを拠点とした旅のプランづくりはいかかだろうか。
■RVパーク 真道山森林公園キャンプ場
年間と通して穏やかな気候に恵まれた瀬戸内海の江田島市に立地。周辺には、現在は海上自衛隊の幹部候補生や第一術科学校として使われている旧海軍兵学校は無料の見学コースも用意されている。このほか、江田島産の良質なオリーブオイルの発信基地として、地元食材を使ったイタリアンレストラン「江田島オリーブファクトリー」では、目の前の海を眺めながら食事を楽しめる。
▽利用料金=2040円▽チェックイン当日14:00~16:00/チェックアウト 翌14:00▽利用期間=通年(火曜定休、年末年始を除く)▽利用可能台数=2台▽URL=http://rv-park.jp/park/86
■RVパークくらはし カープビーチ
広島県最南端に位置し映画のロケ地にもなった遠浅ビーチ(100m)が目の前。マリンレジャーの施設内なのでレンタルでマリンスポーツ(SUP×10カヤック×5手漕ぎボート×15櫓×5バギー×2)が楽しめる。朝日がとてもキレイで日本百名山、日本百景の一つでもある西日本最高峰の石鎚山(愛媛県)も見える。
▽利用料金=3000円▽チェックイン当日14:00~17:00/チェックアウト 翌10:00▽利用期間=通年(年末年始を除く)▽利用可能台数=6台▽URL=http://www.carp-boat.jp/
■RVパーク とのやま山荘
玉島の街を一望できる高台に位置しており、美しい景色を楽しむこともできる。また、岡山市内の中心街に約50分、倉敷美観地区に約30分という好立地のため、観光の拠点としても最適だ。
▽利用料金=1000円▽チェックイン当日15:00~18:00/チェックアウト 翌11:00▽利用期間=通年▽利用可能台数=5台▽URL=http://rv-park.jp/park/87
■RVパーク美都温泉
施設周辺には、島根県指定文化財天然記念物にも指定され樹齢約600年を数える「金谷城山桜」や直径2.3mもある若杉天然杉など自然の樹木等のほか、6月にはほたるの乱舞が楽しめるスポット、秋には紅葉の名所があるなど自然の見所が点在している。さらに、RVパーク周辺はゆずの産地としても知られており、11月~12月にかけて山々には黄色く色付いたゆず玉や紅葉が様々な色を醸し出す。
▽利用料金=1500円▽チェックイン当日13:00~20:00/チェックアウト 翌10:00▽利用期間=通年(祝日以外の水曜定休)▽利用可能台数=2台▽URL=http://www.mito-onsen.com/
ここで紹介しているRVパークはほんの一部だけ。これ以外にも全国各地に魅力あるRVパークがあるので、ぜひ活用してみよう。詳細はRVパーク公式サイト(http://rv-park.jp/)まで。
地方別の編集部おすすめRVパーク