日産は8月1日、車両搭載のテレマティクス技術を活用したテレマティクス保険を、パートナーの損害保険会社および株式会社日産フィナンシャルサービスと共同開発したと発表した。なお、本年秋より導入開始を予告している。
同社が2003年にパートナーの損害保険会社と、日産フィナンシャルサービスと共同で立ち上げた「日産カーライフ保険プラン」は、日産の販売会社で販売するパートナーの損害保険会社の自動車保険に加えて、アクシデントの発生により必要となったドアミラー、タイヤ、フロントガラスの交換や、小さなキズやヘコミの修理などを無償提供する等のプラン内容を設定。
今回開発したテレマティクス保険は、「日産カーライフ保険プラン」の従来の提供内容に加えて、新たに「運転挙動連動型保険」と「事故対応高度化サービス」を追加。「運転挙動連動型保険」では、テレマティクス技術により車両から取得した走行データにより運転挙動をスコア化することで安全運転の意識を向上するのに加え、スコア結果によって保険料を割引する。また、「事故対応高度化サービス」は、事故の際に、救急・警察対応からレッカー手配、保険会社への事故報告までのサポートを実施する。
