日本RV協会が、全国各地に設置を推進するRVパークは「より安全・安心・快適なくるま旅」をコンセプトとし、キャンピングカーオーナーをはじめとする車中泊ファンに向け、道の駅や旅館、ホテルなどの駐車場の一画に設けられた車中泊専用のエリアのこと。そのエリアでは一般的な駐車場に比べるとゆったりとしたスペースが確保されており、一週間程度の滞在も可能だ。設備面では24時間利用が可能なトイレ、ごみ処理や電源設備を備えるほか、近くに入浴施設があったり、中には入浴施設を併設するRVパークもある。そこで、今回は全国で100カ所以上の中から、編集部お勧めの甲信越地方のRVパークをピックアップして紹介。今月末からの大型連休はRVパークを拠点とした旅のプランづくりはいかかだろうか。
■RVパーク 道志川温泉紅椿の湯
隣接する「道志川温泉」は、道志渓谷の地下1500mから湧き出る温泉で、露天風呂、気泡浴、サウナを備え、貸切風呂もある。多くの釣り人で賑わう道志川は毎年ヤマメやアユの放流を行なっており、施設内で入漁券も販売する。首都圏からのアクセスも良く、大自然の中でバーベキューやキャンプなどを楽しめることから、ファミリーや友人同士での利用にも適したロケーションとなっている。
▽利用料金=2500円▽チェックイン当日14:00~18:00/チェックアウト 翌10:00▽利用期間=通年(夏休み除く)▽利用可能台数=2台▽URL=http://benitubakinoyu.com/
■RVパーク サクラリゾート
南アルプスを正面に、中央道・韮崎ICより15分と近く、ゴルフ・テニス・釣り場・登山など、自然と非日常を満喫することができる。また、昇仙峡までクルマで30分なので、山梨の観光基地としても利用可能。近隣には温泉、美術館、ワイナリー、グルメなど多彩な観光名所が揃う。
▽利用料金=1000円▽チェックイン当日15:00 ~/チェックアウト 翌日10:00▽利用期間=通年▽利用可能台数=4台▽URL=http://sakuraresort.jp/
■RVパーク 道の駅こすげ
東京から約2時間、多摩川の源流である緑豊かな水源地を有する小菅村は、昔ながらの文化と景観が残る「東京から最も近い日本の原風景」。RVパーク「道の駅こすげ」は静かな自然の中にあり、夜は美しい星空を見ることができる。周辺には美人の湯で評判の高い「小菅の湯」や、自然共生型アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー・こすげ」があり、ゆったり派もアクティブ派も大満足のRVパークとなっている。
▽利用料金=2500円▽チェックイン当日15:00~18:00/チェックアウト 翌日12:00▽利用期間=通年(5月3日、4日除く)▽利用可能台数=5台▽URL=http://kosuge-eki.jp/rvpark/
■RVパーク 木曽ふるさと体験館
木曽路と飛騨路を結ぶ国道361号線沿いの静かな山里に立地し、旧中山道の宿場や、木曽馬のふるさと開田高原をはじめ、木曽各地へのお出かけの拠点としても便利。旧小学校の木造校舎を利用した「ふるさと体験館きそふくしま」の敷地内にあり、日中は手打ちそばや五平餅づくり、木工、草木染め、農林業などの体験もできる。
▽利用料金=2500円▽チェックイン当日13:30~16:30/チェックアウト 翌日10:00▽利用期間=水曜定休(12月~4月は冬季閉鎖)▽利用可能台数=4台▽URL=http://www.taikenkan.jp
■RVパーク マリンドリーム能生
豊かな海の恵みを詰め込んだ「日本海の道の駅」マリンドリーム能生海洋公園内に立地。日本一のベニズワイガニ直売所「かにや横丁」をはじめ、地場の新鮮な魚介類を販売する鮮魚センターや、メニューを豊富に揃えるお食事処、地元糸魚川の全ての酒蔵が揃う酒屋などが敷地内にある。日本海を一望できるサイトに隣接するバーベキュー広場で海鮮バーべキューを堪能しよう!
▽利用料金=2000円▽チェックイン当日10:00~18:00/チェックアウト 翌日10:00▽利用期間=通年(冬休み、年末年始は除く)▽利用可能台数=電源有3台、電源無6第▽URL=http://marine-dream.net/
ここで紹介しているRVパークはほんの一部だけ。これ以外にも全国各地に魅力あるRVパークがあるので、ぜひ活用してみよう。詳細はRVパーク公式サイト(http://rv-park.jp/)まで。
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