メルセデス・ベンツ日本は、原材料費の高騰等により、「V クラス」のメーカー希望小売価格を値上げするとともに、新たに「V 220 d アバンギャルド エクストラロング ブラックスイート」を追加し、7月21日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて予約注文の受付を開始した。価格(消費税込)は849万円~1,218万円。なお、納車は本年8月を予定している。
今回追加した「V 220 d アバンギャルド エクストラロング ブラックスイート」は、V 220 d アバンギャルド エクストラロングをベースに、フロントグリルやフロントバンパー、サイドミラーにブラックアクセントを施すとともに、足元には専用のブラックペイント19インチAMG7ツインスポークアルミホイールを採用した、迫力のある引き締まったエクステリアを採用。
また、インテリアには、カーボン調インテリアトリム、全席ナッパレザーシートとブラックルーフライナーにより、シックで高級感あふれるインテリアを演出している。さらに、前席にはシートと乗員の接地面の蒸れを防止するシートベンチレーターを備え快適性を向上したほか、デジタルルームミラーや、2列目にはカップホルダー、 USB ポート、スマートフォン用トレイ、小物入れが備わるエクスクルーシブシートを標準装備している。
パワートレインは、最高出力163PS(120kW)、最大トルク380N・mを発揮する最新の2.0リッター直列4気筒クリーンディーゼルエンジン「OM654」を搭載。また、シリンダーブロックと、ピストンに熱膨張率の異なる素材を採用することや、同社が開発した表面コーティングNANOSLIDE®を導入することで、摩擦を低減し効率性を向上。さらに、排出ガス浄化経路の短縮やsDPF(DPF with SCR Coating選択触媒還元法コーティング付粒子状物質除去フィルター)を採用するなど、排気の浄化にも注力して開発され、欧州において導入されているRDE(実路走行試験)規制に適合したエンジンとなっている。トランスミッションは9速オートマチックトランスミッション「9G-TRONIC」を採用し、優れたエネルギー効率と快適性を実現している。