ホンダ、1人乗り電動三輪マイクロモビリティ「ストリーモ」を2022年中に日本国内で発売

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ホンダは6月13日、同社の新事業創出プログラム「IGNITION(イグニッション)」から生まれたベンチャー企業として2社目となる「株式会社 ストリーモ」を設立したと発表した。

IGNITIONは、ホンダ従業員の持つ独創的な技術・アイデア・デザインを形にし、社会課題の解決と、新しい価値の創造につなげる新事業創出プログラムで、2017年に開始。2020年には、より早い社会実装を実現するために、起業するという方法を加え、2021年にはIGNITION発のベンチャー企業第1号として「株式会社Ashirase(あしらせ)」が設立された。

ストリーモは、独自のバランスアシスト機構により、ゆっくり歩くようなスピードから自転車程度のスピードまで、転びづらく安定した走行を可能にした1人乗りの電動三輪マイクロモビリティ「Striemo(ストリーモ)」を開発しており、2022年中に日本国内で、2023年に欧州でそれぞれ発売を予定している。

1人乗りマイクロモビリティ「ストリーモ」は、0.1mm単位で重心バランスを計算した緻密な設計と、独自のバランスアシスト機構により、人が自然とバランスを取りやすい構造になっており、ゆっくり歩くようなスピードから自転車程度のスピードまで、転びづらく安定した走行が可能となっている。

ストリーム設立に際し、同社の代表取締役の森 庸太朗氏は、「移動することの楽しさの一つに発見や出会いがあります。これをより多くの人に体験してもらいたい。誰しもが靴を履いて出かけるように、自然体で動き出せる、そんな移動手段をつくれないだろうかとStriemoを開発しました。Hondaでの二輪開発で培った『人研究』のノウハウを生かし開発した、新しいモビリティです。Striemoが世界中で人々の生活の中に当たり前にあるモビリティの一つになり、人々が自由な移動を楽しめる豊かな世界をつくっていきます」と語った。

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