三菱自動車は3月4日、新型「アウトランダー」のプラグインハイブリッドEV(PHEV)モデルを、海外市場で初となるニュージーランドで3月6日より販売開始すると発表した。同国では、昨年11月より発売に先駆けて先行注文の受付を開始しており、2月20日までに目標を超える500台の受注があったという。なお、同モデルはニュージーランドの後、本年内に豪州、北米市場への投入を予定している。
三菱自動車の矢田部陽一郎副社長は、「ニュージーランドでは新型『アウトランダー』のガソリンエンジンモデルを昨年10月より販売開始し、2021年の同国で最も販売台数の多い乗用車となるなど好評を得ています。今回投入するPHEVモデルは、電動化技術をいっそう磨き上げ、EV航続距離と総合航続可能距離を大幅に拡大しているので、ロングドライブの機会が多い同国のお客様にも喜んでいただけるものと思っています。近年、サステナブルな移動手段への注目が高まるニュージーランドにおいて、より魅力を高めた電動車として自信を持ってお届けします」と語った。
新型「アウトランダー」PHEVモデルは、同社の電動化技術と四輪制御技術の粋を集めたフラッグシップモデル。「威風堂堂」をコンセプトにボディやシャシー、パワートレインなどすべてを刷新し、さまざまな天候や路面で安全・安心な走りやゆとりある居住性と多彩な使い勝手といったSUVとしての魅力、環境に優しく力強く滑らかな加速や高い静粛性といった電動車としての魅力を大幅に向上している。