日産とフォーアールエナジー(本社:神奈川県横浜市西区、社長:牧野 英治、以下「4R」)は11月22日、環境省が主催する令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰の開発・製品化部門において、「電気自動車普及によるCO2削減及び日本電動化アクション”ブルー・スイッチ”活動」が、「気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞したと発表した。
日産は、2010年に世界で初めてグローバルな量産型EV「リーフ」を発売して以降、EVの普及を通したゼロ・エミッション社会の実現を目指し、電動車両と電動化技術の普及促進に向け取り組んでいる。また4Rは2010年の設立以来、使用済みバッテリーの再利用、再製品化ビジネスを通して、低炭素循環型社会に向けた様々な価値創造に取り組んでいる。
さらに、日産は2018年から全国の自治体、企業、大学などの教育・研究機関との協働により、EVを活用し日本が抱える地球温暖化や災害対策等の課題を解決するための活動、日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」活動を推進。同活動におけるパートナーとの連携は150件に到達し、4Rによる充電アシスト用再利用電池の提供など、EVのライフサイクルを通じたCO2排出量削減のアイデアも数多く実践している。
「気候変動アクション環境大臣表彰」は、環境省が気候変動対策推進の一環として、顕著な功績のあった個人・団体の功績をたたえるためのもので、今回日産と4RのCO2削減に向けた取り組みが高く評価されての受賞となった。
日産は、2050年までに事業活動を含むクルマのライフサイクル全体におけるカーボンニュートラルを実現する目標の達成に向け、2030年代早期より主要市場に投入する新型車をすべて電動車両とすることを目指し取り組んでいる。今後も電動車両のラインアップ拡充とその普及を通して更なるCO2削減を目指すと共に、4Rとの協業によりEVバッテリーの2次利用を中心としたビジネス開発にも継続的に取り組んでいくと述べている。