マツダは11月1日、東京ビッグサイト（東京都江東区）で11月10日（水）から11月12日（金）に開催される国際展示会「第48回 国際福祉機器展 H.C.R.2021」（主催：全国社会福祉協議会、保険福祉広報協会）に、発売予定の手動運転装置付き「MX-30 Self-empowerment Driving Vehicle（セルフ エンパワーメント ドライビング ビークル）（SeDV）（エス イー ディーヴィ）」（以下「MX-30 SeDV」）など、2台の車両を出品すると発表した。
同展示会では、「MX-30 SeDV」と「ROADSTER SeDV」のほか、「MX-30 SeDV」で新たに採用した運転システムを体験できるドライビングシミュレーターを出品する。初出品の「MX-30 SeDV」は、誰もが自分の意志で移動したり、行動したりすることをサポートする選択肢の一つとして提案する手動運転装置付車。運転システムは、手で加減速を行うリング式アクセルとハンドブレーキを搭載。手での運転操作と、従来の足での操作の選択が簡単にできるほか、車いす利用者の運転席への乗り移りをスムーズにする「移乗ボード」を用意している。
【「第48回 国際福祉機器展 H.C.R.2021」マツダ出展内容】
- 「MAZDA MX-30 Self-empowerment Driving Vehicle（SeDV）」（市販予定車）：
リング式アクセル、ハンドブレーキ、乗降用補助シートなどを装備した車両。 - 「MAZDA ROADSTER Self-empowerment Driving Vehicle（SeDV）」（市販車）：
コントロールグリップ、ステアリングノブと乗降用補助シートなどを装備した車両。 - 「MAZDA MX-30 Self-empowerment Driving Vehicle（SeDV）」Driving simulator（ドライビング シミュレーター）：両手でハンドルを握って加速する新しい爽快感を感じられるよう、MX-30のコックピットに4K映像の美しい体験コースを用意。
◆「第48回 国際福祉機器展 H.C.R.2021」の公式ウェブサイト：https://hcr.or.jp/
