ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、電気自動車（BEV）「I-PACE」2022年モデルを、9月9日より全国のジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークを通じて発売した。
2022年モデルでは、世界で初めて行われたBEV市販車をベースにしたワンメイクレース・シリーズ「Jaguar I-PACE eTROPHY」で培った知識や経験を市販車に反映し、フロントモーターとリヤモーターのトルク配分を変更。ECOモード時の効率を向上させているほか、アクティブベーンシステムを効果的に使用し温度管理を改善、さらにパフォーマンスや耐久性に影響することなく、バッテリー残量がより少ない状況でも作動が可能となった。
エクステリアは、19インチにサイズアップしたホイール（従来は18インチ）を標準装備し、クロームティップドグリルピンを採用しているほか、新たにグリルサラウンドや、ミラーキャップ、サイドウィンドウサラウンド、リアディフューザーにアクセントを施した「ブライトエクステリアパック」を追加した。ボディカラーでは、カルデラレッド、ポルトフィーノブルー、アイガーグレイ、アルバの新色を用意し全12色を設定した。
インテリアは、グレインレザーの14ウェイ電動フロントパフォーマンスシートを導入したほか、ヘッドレストにあるジャガーリーパーに3D加工を施し（レザーシートのみ）、40:20:40分割可倒式リアシートを標準装備している。
また、3Dサラウンドカメラ、ブラインドスポットアシスト、アダプティブクルーズコントロール、クリアイグジットモニター、リアコリジョンモニターなどのドライバー支援システム、最新インフォテインメント・システム「Pivi Pro」を標準装備している。さらに、オプションについても見直しを行い、ワイヤレス・デバイス・チャージング、ClearSightインテリア・リアビューミラー、アクティビティキー、パークアシスト、コンビニエンスパックなどを追加した。
なお、2022年モデルから新グレードとして、「S」をベースにブラックエクステリアパックや20インチ”スタイル5068″5スポーク（グロスブラックフィニッシュ）、固定式パノラミックルーフなどを備えた「BLACK EDITION」を追加し、全4グレード展開となった。
価格（消費税込）：1,005万円～1,221万円
