トヨタモビリティ東京は6月3日、「新型MIRAI」販売1台当たり20,300円を「花と緑の東京募金」に寄付すると発表した。なお募金は「花と緑あふれる都市東京」を実現するため、「花と緑のおもてなし」、「緑を守る人材育成」、「校庭の芝生化」、「花粉の少ない森づくり」の4つの事業に充てられる。
「新型MIRAI」は水素を燃料とする燃料電池自動車で、走行時に温室効果ガス(CO2)を全く排出しないほか、車体前面から空気を取り込み、PM2.5 などの不純物を取り除いて排出するエアクリーナーフィルターを搭載しており、走れば走るほど空気をキレイにするという特長を持っている。
同社は今回の寄付について、環境性能に優れた「新型MIRAI」の普及が温室効果ガス(CO2) 削減に貢献することから、SDGsの達成期限である2030年に絡めた寄付額とし、同車が発売された2020年12月に遡って寄付することに決定したと説明している。また、カスタマーには「花と緑の東京募金貢献証明書」を贈ることで寄付を報告するとしている。
本年度の寄付額は約1,200万円を見込んでおり、同社はこれからもSDGs達成に貢献できる活動を積極的に推進すると述べている。