プラザロコ
オリジナルグッズやお土産、クラシックな機関車も展示

プラザロコの一角にあるロコミュージアム
大井川鐵道は、国内で唯一アプト式鉄道を運行する路線であるとともに、昭和51年からは蒸気機関車(SL)の運行も行っており、日本最大のSL運行規模を誇る鉄道会社としても知られている。また、毎年6月~10月には「きかんしゃトーマス号」が運行され、この時期は多くのちびっこ鉄道ファンとその家族で大いに賑わう。そのSLの発着駅でもある「新金谷」駅前にあるのがプラザロコだ。

オリジナルグッズからお弁当、お土産が販売される


ロコミュージアム内にある映画のポスター / 懐かしい駅舎を再現している

自動車関係の懐かしいポスターも発見!
ここは大井川鐵道沿線で最も大きな売店であり、オリジナルグッズからお弁当、お土産まで多くの商品を取り揃えている。その一角は“ロコミュージアム”として、古い蒸気機関車や大井川鐵道の車両、鉄道グッズ、さまざまなスケールの鉄道模型とそのジオラマも展示されている。新金谷駅は新東名高速・島田金谷インターチェンジから7~8分とアクセスしやすく、ドライブの行き帰りに立ち寄ってみるのもいいかも。


改札口に駅員さんが立って、きっぷにハサミを入れていた / 乗車券売り場等駅の事務所内も再現されている
展示される蒸気機関車は、一畑軽便鉄道でセメント運搬していた「いずも(1921年、ドイツ製)」や、日本ステンレス直江津工場の専用線で活躍した「1275形(1922年、ドイツ製)」、さらに井川線専用のミニ客車(Cスロフ1形〈1・2〉)が展示されている。


様々な鉄道模型も展示 / 大きな鉄道模型ジオラマ
この他、昭和時代の鉄道駅を模した、どこか懐かしさを感じさせる駅の展示(実物大)や、昭和30年代~40年代の娯楽の中心であった映画のポスター、広告看板等も展示され、しばしタイプトリップにも浸れる。

大井川鐵道のSLの発着駅、新金谷駅


新金谷駅前にあるプラザロコ / 新金谷駅の転車台を見ることもできる
ご当地ランチ
紅竹食堂(お食事処 紅竹):ヤマメ、とろろ、地元の特産を存分に味わう

寸又峡温泉街の中にある、落ち着いた佇まいの食堂。今年創業50年を迎える老舗であり、供するそばは自家製麺という。清流の奥大井の地で育まれたヤマメや山芋、大和芋を使った麺類や定食がメニューに並ぶ。誕生から35年という人気メニューの「渓流そば」と、やはり地元食材で栄養満点なとろろが主役の「とろろ定食」をオーダーした。


渓流そば(1300円) / ヤマメの唐揚げがどーんと入る
渓流そばは、なんといっても贅沢にヤマメの唐揚げが1匹まるごと入っているほか、川エビやふきのとうの天ぷらに、山菜、そしてイナゴの佃煮が添えられ川と山の幸が“大集合”。それぞれを味わいつつ、温かいそばをすする。そばとあなどることなかれ、豊富な“おかず”により想像以上に満腹なる。


とろろ定食(1600円) / みそ仕立てでねばりが強いとろろ汁
もう一品、とろろ定食は、メインのとろろ汁(大)に山菜他3点盛り、ミニそば(冷やし/温かい)、小付、ライスにお新香というもの。特にとろろ汁は、みそ仕立てにしたのが特徴で味わい深いもの。また、だし汁で割ってあるもののとろろの粘りが強く、こちらも食べごたえ十分だった。
旅グルマ紹介
ホンダ・オデッセイ e:HEV アブソルート・EX

ミニバンらしからぬフットワークの良さが身上
今回の旅グルマは、ホンダのミニバン最高峰に位置するオデッセイ。しかも、最上級グレードとあって装備面もいたれり尽くせり。中でも、スライドドアは人の手の動きを感知して自動開閉する。7人乗りは“ゆりかご”と命名された左右独立タイプのセカンドシートで、オットマンを含めゆとりあるシートポジションが取れる。


インパネまわりは、華美に走らず落ち着いた感じ / エアコンのスッチはタッチ式
最高峰ミニバンでありながら全高は1.7m以下と低いが、車内は天井の低さを感じることが全くなく開放感にあふれていた。フロアの位置をより低く設計したことよる効果だろう。この効果は乗り味にも波及し、ミニバンにありがちなフワフワした乗り心地や、カーブでクルマが大きく傾く腰砕け感が皆無だった。e:HEVは、エンジンの効率が良い状況以外ではモーターで駆動するハイブリッドシステムで、市街地ではモーター走行で力強くスムーズ。高速道路も快適だった。今回は山道中心のドライブで、エンジンが発電のために頻繁に稼働していた。


快適性に優れるセカンドシート / サードシートは床下に収納できる
今回の立ち寄りスポットマップ
1=大井川鐵道井川線(南アルプスあぷとライン) 2=市代吊橋 3=寸又峡・夢の吊り橋 4=プラザロコ 5=紅竹食堂(お食事処 紅竹)
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