アウディジャパンは、今年7月に第二世代にフルモデルチェンジした「Q3シリーズ」のハイパフォーマンスモデル「RS Q3/RS Q3 Sportback」を発表し、12月8日より全国のアウディ正規ディーラー(124店舗、現時点)を通じて発売する。
今回発売する「RS Q3/RS Q3 Sportback」は、Q3シリーズの頂点に位置する高性能モデルで、「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー」の2.0~2.5リッターカテゴリーにおいて、9年連続でベストエンジン賞に選出された5気筒エンジンとquattroフルタイム四輪駆動システムを組み合わせている。
オールアルミ製の直列5気筒TFSIガソリン直噴ターボエンジンは、クラストップレベルの最高出力400PS、最大トルク480Nmを発揮。7速Sトロニックトランスミッションとともに組み合わされるquattroフルタイム四輪駆動システムにおいては、コンパクトかつ軽量な電子油圧制御式の多板クラッチを採用しており、前後アクスルにトルクを可変配分することによって大パワーを確実に路面へ伝達し、優れた高速安定性と操縦安定性を実現。0-100km/h加速タイムは4.5秒となっている。また、サスペンションは、「Q3/Q3 Sportback」に比べて車高を10mm低めたRSスポーツサスペンションを標準装備しているほか、減衰力を電子制御するRSダンピングコントロールサスペンションをオプションで設定している。
エクステリアでは、ブラックのハニカムメッシュグリルを備えたシングルフレームグリルや大型エアインレット、RSシリーズ専用の前後バンパーやリヤディフューザー、左右2本出しの楕円形テールパイプを採用。往年のAudi Sport quattroを彷彿とさせる前後のブリスターフェンダーや彫りの深いサイドのロワーラインなどにより、RSシリーズならではの力強さを表現している。ほかにも、20インチの10スポークスターデザインアルミホイールを標準装備し、オプションで21インチアルミホイールやカラードブレーキキャリパーレッド、セラミックブレーキ、RSスポーツエキゾーストシステム等も選択可能となっている。
インテリアにおいては、オクタゴンのシングルフレームグリルをモチーフとしたデザインがインストルメントパネルに配されているほか、RSシリーズ専用モード付きのアウディバーチャルコックピットプラスを採用。またRSロゴ付きアルカンターラ/レザースポーツシートなどを装備し、スポーティさとプレミアム性を向上した。さらにSスポーツシートを装備し、ステアリング、シフトノブ、シートベルト、フロアマットなどにアクセントとなるステッチを配したRSデザインパッケージなどをオプションで用意している。
<価格(消費税込)>
- RS Q3:838万円
- RS Q3 Spotback:863万円