日産自動車は10月1日、「ルークス」と「キックス」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」(10月1日発表)を受賞したと発表した。
「グッドデザイン賞」は1957年に創設され、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組み。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加している。受賞のシンボルである「Gマーク」は、良いデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれている。
同社は今回の受賞について、以下の点が評価されたと述べている。
<ルークス>
「広い室内空間、使い勝手の良い後部席や荷物スペースや、タイヤを四隅に寄せた踏ん張り感のあるルックスが、クラスを超えたファーストカーとしての存在感を醸し出している。また、長距離ドライブから日常使いまで、家族全員の要求を満たす性能に仕上がっている。特に運転支援技術『プロパイロット』などの先進安全技術などを搭載することで、長距離ドライブ時の安全性と疲労軽減にも十分配慮されている。」という点が高く評価された。
<キックス>
「日産の電動パワートレイン『e-POWER』は、その機敏性と燃費性能からこの『キックス』のようなコンパクトSUVユーザーには最適なパワートレインである。SUVならではの筋肉質感と上質性をあわせ持つスタイルや、鮮やかなオレンジと黒のツートーンを主体とするカラーリングによる外装が、人の目を惹きつける。」という点が高く評価された。