三菱ふそうトラック・バス(以下、 MFTBC)は、9月16日に名鉄運輸の名鉄トラックターミナル関西(大阪市淀川区)へ電気小型トラック「eCanter」の新型モデル5台を納車したことを発表した。
名鉄運輸は、2019年から現在までに既に7台の「eCanter」を東京都内と愛知県内で稼働しており、今回の納車により合計で12台が同社にて運用されることとなった。また、今回の「eCanter」の納車は関西初となるほか、新型「eCanter」の納車も同社が世界初となる。
名鉄運輸は、中期経営計画また社会的課題への取組みとして、地域との共生・共栄を目的にグループ全体で環境負荷の軽減に取り組む活動をする中で、騒音がなく、排出ガスゼロの電気トラック「eCanter」を集配用トラックとして選定。これまでに集配作業で使用する中で、その使い勝手の良さを評価し、今回新たに5台を導入することになったと説明している。
小型電気トラック「eCanter」は、環境への負荷軽減だけではなく、従来のディーゼル車と比較して騒音がなく、振動も少ないため、ドライバーへの精神的・身体的な負担軽減につながり、労働環境のさらなる改善も期待されている。