■後席やラゲッジは割り切りも
ギミック満載の前席ですが、後席はあまり特筆するところもありません。
足元の広さは十分ながら、FFでもセンタートンネルが張り出していたり、折りたたみを前提としている後席はシートバックが不足しています。

ラゲッジスペースもフロア高が高く、荷室容量も広いとは言えません。
ラゲッジボードや後席シートバックは防汚加工されていて汚れ物を積むには適していますが、後席を倒しても荷室の奥行きは短め。
車中泊などは出来なそうです。

■走りはトルクフル!ACCも全車速対応など軽自動車の枠を超えた出来
タフトGターボに試乗してみると、まず驚かされるのはトルクフルな発進加速です。これが軽自動車なのか?と驚くほどグイグイと加速し、そして乗り心地も軽自動車離れした良さがあります。
ただし、軽いステアフィールに対して豊かなトルクのせいか、ややトルクステアかと思えるようなグニグニとした手応えで、街乗りでは違和感を覚えました。しかしそれも高速域では感じなくなりました。

タフトには電動パーキングブレーキとブレーキホールドが採用されたおかげで、アダプティブクルーズコントロール(ACC)も全車速追従タイプで停止保持もできるようになりました。
さらに60km/h以上での同一車線維持支援のステアリング制御も加わるなど、まさに普通車以上と思える装備が付いています。
軽自動車の枠を超えた充実した装備の数々に、ファーストカーとして選ぶのもアリかもと思える良さがありました。
気になる方は、お近くのダイハツのお店で試乗されてみてはいかがでしょうか。きっと軽自動車以上の出来を感じるはずです。
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[ドラヨス]
月間100万PVのブログ「ワンダー速報」と、登録者数11万人、月間420万再生以上(2020年8月10日現在)のYouTubeチャンネル「ワンソクtube」の管理人。
クルマ買うチューバーを自称し、2か月に1台のペースでクルマを購入してレビューするスタイルが好評。
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