新型軽クロスオーバー、ダイハツ・タフト発売

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ダイハツ工業は6月10日、新型軽クロスオーバー「タフト(TAFT)」を発売した。「日常からレジャーシーンまで大活躍、毎日を楽しくする頼れる相棒」であり、開発コンセプトの“Tough & Almighty Fun Tool”の頭文字が車名になった。2019年発売のタント、ロッキーに続き、同社の新しいクルマづくり「DNGA」を採用した第3弾でもある。

●タフさ・力強さを表現した「デザイン」

エクステリアデザインでは、スクエアボディでカッコ良さと使いやすさを両立させた。車両前後の灯火類は、ワイド感を強調するスクエアなデザインを採用。先進的で夜間の視界確保にも貢献するフルLEDヘッドランプが全車に採用されている。

ボディカラーは、新色のアースカラー3色(レイクブルーメタリック、フォレストカーキメタリック、サンドベージュメタリック)を含む全9色を設定した他、ディーラーオプションで、フードガーニッシュとバックドアガーニッシュをメッキまたはダークブラックメッキにドレスアップできる「メッキパック」「ダークブラックメッキパック」を設定し、好みに合わせた“二つの顔”が選べる。

新色の一つ、サンドベージュメタリック

さらに、メーカーオプションで三つのスタイルパック(ブラックパック、クロムパック、ホワイトパック)がGターボとGに設定されている。

    • ブラックパック:ブラック塗装の樹脂パーツ(ドアミラー、ドアハンドル)とガンメタリック塗装のアルミホイールを設定。ディーラーオプションのダークブラックメッキパックと組み合わせさらにタフなイメージを向上させる。
    • クロムパック:メッキドアアウターハンドルとシルバー塗装のアルミホイールを設定。ディーラーオプションのメッキパックとの組み合わせで、さらに上質なスタイルに。
    • ホワイトパック:ホワイト塗装のドラミラーカバー、ドアアウターハンドル、スチールホイールの組み合わせ。リラックス感のあるキャラクターを表現している。

●広大な視界による開放感と非日常感をもたらす「スカイフィールトップ」

インテリアは、黒を基調とし高い質感を味わえるデザインとした。ドライバーを中心に配置した機能部品で使い勝手の良さも両立させた。

ブラック基調のインテリア。オレンジがアクセントになっている

インストルメントパネルまわりにはオレンジメタリックの加飾を設け、ワクワク感やアクティブ感を表現した。シートはホールド性が高く身体にフィットする形状で、長時間ドライブでも疲れにくくした。さらに、オレンジ色の差し色とカモフラージュ柄で個性も表現した。

前席の上には大きなガラスルーフ、スカイフィールトップが全車標準装備される。明るく圧倒的な開放感はもちろん、大きく広がる視界を実現。移動時間が楽しく過ごせそうだ。天井を覆うガラスは、紫外線対策と室温上昇も抑えるスーパーUV&IRカットガラスが採用されている。

●日常からレジャーまでアレンジ自在「フレキシブルスペース」

パッケージングは新しいコンセプト「Backpackスタイル」を採用し、ワクワク感あるデザインと多彩な収容スペースを持つ前席「クルースペース」と、自由自在にアレンジ可能な後部「フレキシブルスペース」により、日常からレジャーまでアクティブに使いこなせる。

室内の前後を使い分けるようにした

後席は可倒式で、シートを前方に倒すとシートバックと荷室が段差なくなり、ドアパネルとの隙間もなくなり、小物が落下しにくい完全フラットなスペースとなる。荷室の床面、デッキボード(フレキシブルボード)は、下段に取り付け、立てかける等取り付け位置を変えることで、背の高い荷物から大きな荷物まで用途に合わせて積載可能となる。

また、シートバックとデッキボード表面は樹脂製で、立体形状のパターンが施され汚れても拭き取りやすい。さらに、荷室のサイドにはマルチフックを持つ他、ディーラーオプションのラゲージネットを組み合わせることで、荷物のズレ落ちも防げる。

●DNGAによる、確かな「基本・安全性能」

安全・安心面では、「先進技術をみんなのものに」という考え方のもと、予防安全機能「スマートアシスト」を進化させ全車標準装備とした。新開発のステレオカメラを採用し、衝突回避支援ブレーキ機能の対応速度を引き上げるとともに、夜間の歩行者検知を実現。また同社初の「電動パーキングブレーキ」を採用するなど、安全・安心性能を向上させた。

車体は骨格となるDNGAプラットフォームに加え、進化した軽量高剛性ボディ、Dモノコックの採用により合成が向上。市街地から郊外でもキビキビと動き、高速道路やワインディングでも安定し、いざという時の安心感に加えフラットな乗り心地を実現した。

エンジンはタントにも採用された燃料効率を高めたエンジンが搭載され、発進時の加速感を向上させた。さらに、ターボエンジン車には「D-CVT」を組み合わせ、気持ちの良い加速感を実現した。

190㎜ある最低地上高に、アプローチアングルは27度、デパーチャーアングルは58度がとられ、大径15タイヤ装着と相まって未舗装路での走破性を高めた。また、ぬかるんだ道や凸凹の多い路面でタイヤ空転した時、空転した車輪にブレーキをかけることで空転を抑制し、もう片輪に駆動力を伝えることでタイヤのグリップ状態をキープし、発進・加速をサポートする「グリップサポート制御」を採用した。

この他スマートアシストには、路側逸脱警報機能、ふらつき警報機能、標識認識機能(種類追加)等の新機能が加わり全17種類の予防安全機能が搭載された。電動パーキングブレーキ採用とともに、ブレーキからアクセルに踏み変えると自動的にブレーキが解除される、ブレーキホールド機能も搭載された。あわせて、全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)は、停車保持機能が加わり渋滞走行時の利便性を大きく向上させた。

電動パーキングブレーキを全車標準装備

スマートフォンとクルマのつながりも密接になった。ダイハツコネクトにより「つながる安心」と「快適便利」が提供される。つながる安心では、事故や故障時のサポートをはじめ遠隔地にあるクルマのドライバーの状況や位置の確認、車検・点検の案内が受け取れる。

快適・便利では、新搭載の9インチスマホ連携ディスプレイオーディオに加え、6.8インチスマホ連携ディスプレイオーディオをメーカーオプションで設定。従来のSmartDeviceLink、Apple CarPlayに加え、Android Autoに対応するようになった。

「新型タフト発売で市場を活性化し、世の中を少しでも明るくできれば」と奥平総一郎社長

【希望小売価格】カッコ内は4WD車

X:135万3000円〈147万9500円〉/G:148万5000円〈161万1500円〉/Gターボ:160万6000円〈173万2500円〉

【ホームページ】https://www.daihatsu.com/jp

【問い合わせ先】ダイハツお客様コールセンター:☎0800-500-0182

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