電気自動車(以下、EV)を使ったEVカーシェアリング並びにエネルギーマネジメントに取り組む株式会社REXEVは、6月1日より、エネルギーマネジメント連動型EVカーシェアリング「eemo(イーモ)カーシェアリング」のサービスを開始したことを発表した。なお、新型コロナウイルス感染症防止に活用してもらうため、6月1日~6月30日の期間は「eemoカーシェアリング」を無償で提供すると述べている。
REXEVは、「eemoカーシェアリング」について、「あらゆる人が、もっと自由に、もっと便利に移動できる未来。地域社会が、環境を守りながら、発展し続けていく未来」を目指す交通システムで、移動中にCO2を排出しないのに加え、充電には地域内で充電された再生可能エネルギーを最大限利用するほか、停車時にはエネルギーリソース、災害時には非常用電源として活用されると説明している。
また、安心して利用してもらうために、アプリから走行可能距離を確認できる等、自社独自のサポートも充実していると述べた。
【「eemoカーシェアリング」の特徴】
①スマートフォンのみで簡単に利用
- 車両の予約、車両の開錠、返却、決済まですべてスマートフォンのみで行うことが可能。
- 利用は15分単位なので、気軽に利用できる。
- 24時間いつでも利用可能。
②地域の再生可能エネルギーで充電
- 車両は可能な限り利用地域の再生可能エネルギーで充電する。再生可能エネルギーによる充電割合はアプリに表示される。
- ステーションに太陽光発電所が設置されている場合や、そのステーションにて再生可能エネルギーに特化した電気メニューを利用している場合は、発電所の情報をアプリから確認することができる。
③小田原・箱根を中心とした神奈川県県西エリアに特化
- 「eemoカーシェアリング」は小田原・箱根を中心とした神奈川県県西エリアにて展開していく。
- サービス開始当初は小田原市役所等、9か所20台にて開始するが、今後小田原駅前や箱根のホテル等にステーションを拡大していく。
- 利用可能なステーションの場所は「eemoカーシェアリング」Webサイト(https://www.eemo-share.jp/station/)より要確認。
【利用できる車両】
◆日産自動車株式会社 「LEAF」グレードX
- 乗車定員5名
- 満充電時250km程度走行可能
- 純正カーナビ、バックカメラ、アラウンドビューモニタ配備
【新型コロナウイルスへの対策】
- 車内への除菌用スプレーおよび使い捨て手袋の配備:車内に除菌用スプレー(安定性次亜塩素酸水)、ウェットティッシュ、使い捨て手袋(ニトリルゴム製)を常備。
- 定期清掃時の手が触れる部分の除菌作業:定期清掃時、ハンドル・ダッシュボード・インパネ等の手が触れる部分の除菌作業を実施。
【利用方法】
- 「eemoカーシェアリング」Webサイト(https://member.eemo-share.jp/public/index.html)より会員登録。なお、会員登録に当たっては、スマートフォン、運転免許証、クレジットカードが必要。
- 会員登録が完了したらApp StoreもしくはGoogle Playよりアプリをインストール。
- 会員登録時に設定したメールアドレスとパスワードでアプリにログインしてサービスを利用。利用方法の詳細はeemoカーシェアリングWebサイト(https://www.eemo-share.jp/use/)を要確認。