トヨタ・モビリティ基金、新型コロナウイルス対応を行う医療従事者向けオンデマンド送迎サービスをフィリピンのマニラで開始

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トヨタ・モビリティ基金(Toyota Mobility Foundation。以下「TMF」)は、4月中旬から新型コロナウイルス感染症の診断・治療などに携わる医療従事者向けのオンデマンド型シャトルバスの送迎サービスをタイのバンコクで取り組んでおり、今回はこのシャトルバス運行システムを活用し、5月8日からマニラでも同サービスを開始することを公表した。なお、期間は3か月間を予定していると述べている。

 

TMFは、上記プロジェクトについて、トヨタ・モーター・フィリピン(Toyota Motor Philippines Corp.)とトヨタ ダイハツ エンジニアリング アンド マニュファクチャリング株式会社(Toyota Daihatsu Engineering & Manufacturing Co., Ltd.)の運営支援を受け、フィリピン最大級の国立病院であるフィリピン総合病院(Philippine General Hospital)に勤務する医療従事者を対象に、通勤の負荷軽減、感染予防を目的とし、衛生的なシャトルバス10台をオンデマンドで運行すると説明している。

 

 

具体的には、通勤者が携帯電話のアプリから、乗降場所と乗車時間を指定してシャトルバス内の座席を予約するが、通勤の負担軽減を目的に、通勤者の自宅近くの乗降場所も指定可能としており、シャトルバスは、複数の利用者からの要望を踏まえた最適なルートを選定して運行されると述べている。また車内においては、空気清浄機の設置、定期的なシートカバー交換、頻繁な清掃など衛生管理が行われ、車両の乗客数を制限するなどのガイドラインにも従うとしている。

 

 

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