日野自動車の販売会社である横浜日野自動車株式会社は、横浜支店幸浦工場(以下、幸浦工場)を新設し、2020年5月7日より営業を開始することを発表した。
今回新設される幸浦工場は、13,200㎡の敷地面積を有し、近年の稼働車両増加に対応した十分な数の整備レーンを備えているほか、2025年に予定されている横浜環状南線の開通によって、湾岸エリアや圏央道へのアクセスが良好となり、横須賀・三浦地区まで含めた広範囲において利便性の高いロケーションに位置している。
また工場内には、日本初の連節バス対応リフト「ヨコハマグランドリフト(シンカー)」を導入しており、車両を床下に下げることで屋根上での高所作業を不要とした設備で、高い安全性を実現しているほか、フルトレーラーなどが連結状態でリフトアップ可能なフル連結対応4柱リフト、小型トラック専用リフト等の導入により整備能力・効率を向上した。
さらに、安全対策においては、前述の高所作業の廃止をはじめ、検査場ピットの全閉式電動シャッター転落防止システム、工具使用時の負荷軽減を実現するインパクトバランサーを導入したほか、レーンカメラの導入により整備状況と作業安全の確認を実施するのに加え、全照明LED化やバイオ式工場排水処理装置等の環境への配慮、女性メカニック用シャワールームの設置など従業員の働きやすさの改善も進めているとしている。
【「横浜日野横浜支店幸浦工場」概要】
- 会社名・拠点名:横浜日野自動車株式会社 横浜支店幸浦工場
- 所在地:神奈川県横浜市金沢区幸浦2-6-1
- 代表者:代表取締役社長 樫原 章治(カシハラ ショウジ)
- 営業時間:8:50~17:30(日曜日・祝日は定休日)
- 総レーン数:18(車検・一般:14、洗車:1、検査:2、その他:1)
- 営業開始:2020年5月7日