日本精工は、4月21日時点での自社の新型コロナウイルス感染者発生の状況について公表した。
日本精工は、感染者発生の状況について、3月28日(土)、自社の元従業員(群馬県高崎市勤務)1名が、PCR検査の結果、新型コロナウイルスに感染していることが判明し、濃厚接触者の特定と対象職場の消毒については、管轄保健所の指導のもと、当該事業所の感染予防対策や、感染者の最終出社日(3月12日)より潜伏期間とされる14日を経過していることなどから、必要がないことを確認しており、自主的に対象職場の消毒を実施したと述べている。
さらに、4月2日(木)より在宅勤務を続けていた、本社ビル(東京都品川区)に勤務する従業員1名が、4月10日(金)より発熱、その後発熱が継続したことから相談先医療機関の指導によりPCR検査を実施、4月17日(金)に陽性反応が確認され、現在、保健所の指示に従い自宅療養中であると説明した。日本精工は、事務職員の原則在宅勤務を実施しており、職場での接触者についても在宅での勤務を継続していること、および最終接触日より潜伏期間とされる14日間が経過していることから、濃厚接触者に該当する社員がいないことを確認しているほか、4月18日(土)に当該従業員の居室及びビル共用スペースを専門業者により自主消毒を実施したと述べた。
日本精工は、引き続き従業員および近隣住民の健康と安全、安心を第一に政府や地方自治体をはじめとする関係機関の方針のもと、新型コロナウイルスの感染予防および感染拡大抑制にしっかりと取り組んでいくと述べている。