岡山トヨペット(末長一範社長)は、同社が取り組んでいる交通事故ゼロ・プロジェクト第7弾として、ながらスマホ運転防止啓発Web動画「2 seconds」を4月6日に公開した。
この動画では、自動車を運転しながらスマホを操作する「ながらスマホ運転」が事故に繋がる危険性を、シリアスなストーリーで描き、“2秒間”の油断が思わぬ事故に繋がり得るという、ながらスマホ運転の恐ろしさを実感させられる内容とした。
また、ながらスマホ運転の増加傾向や死亡事故に繋がる傾向について分析した調査結果も発表。見通しが良い「直線道路」ほど、油断してスマホの画面を見る人が多いため事故が多発しているという事実や、スマホ操作時には、本人が思っている以上に注意散漫になっており、前方から来る人や自動車に気づかず「追突事故」に繋がりやすい傾向などが明らかになっている。
昨年12月1日より、運転中の「ながらスマホ」に対する罰則が厳しくなり、近年ながらスマホ運転による交通事故件数は年々増加している。中でもカーナビの注視や携帯電話の画像を見たり操作したりする「画像目的使用」が事故の原因となっているケースが多く見られる。また、死亡事故率は携帯電話を使用していない場合と比べて、使用している場合は約2.1倍高まる傾向もある。
このような深刻な状況を受け、岡山トヨペットでは多くの方々に「ながらスマホ運転」の危険性を実感してもらいたいという想いから、今回の動画を制作。「一瞬見るだけなら大丈夫」「自分が事故を起こすはずがない」といった油断は禁物であることを伝えるため、様々な登場人物の“2秒間”を描き、事故に繋がるシリアスなストーリーを描き、誰でも加害者になる可能性をより多くの人が自覚することが、事故の発生を防ぐ第一歩になると考えを発信していく。