5月26日、鈴鹿サーキットで行われたスーパーGT第3戦「SUZUKA GT 300km RACE」は、PPからスタートしたLC500 36号車(中嶋一貴/関口雄飛組)がトップを譲らず、圧倒的な速さを見せて今季初優勝を飾った。
今期のスーパーGTは開幕戦、第2戦とも雨中の戦いとなったが、今回の第3戦は天候に恵まれ、決勝日は朝から好天。結果、気温は30度近くまで上がり、厳しい暑さの中でのレースとなった。
ポールシッターのLC500 36号車は危なげなくスタートを切ると、順調に周回を開始。後ろには37号車、6号車と2台のLC500が続き、序盤はトップ3をレクサス勢が占める状況となった。
17周目にはセーフティカーが導入されるという波乱はあったものの、トップを逃げるレクサス勢には影響はなく、終盤まで安定したペースで周回。結局、36号車がそのまま逃げ切ってゴールし、ポール・トゥ・ウィンの完勝となった。
・GT300クラス
GT300クラスはNo.96 K-tunes RC F GT3(新田守男/阪口晴南組)が優勝を飾った。
レースは序盤からポールシッターの86MC 25号車がリードしたが、タイヤ無交換作戦のため終盤に入るとペースダウン。2番手につけていたRCF 96号車がこれをパスしてトップに立つと、そのままリードを広げてトップでチェッカー。火K幕戦岡山に続く今季2勝目を挙げるとともに、新田は自身が持つGT300クラス最多勝を22に更新した。