スバルは、第46回東京モーターショー2019において、「WRX STI」 特別仕様車「EJ20 Final Edition」プロトタイプを公開した。「EJ20 Final Edition」は、555台の限定販売とし、購入には、10月24日(木)~11月11日(月)の受付期間中に、スバル販売店でのエントリーが必要となる。限定台数を上回るエントリーがあった場合は、厳正なる抽選のうえ、当選者に商談の機会を設定するとしている。
「WRX STI」特別仕様車「EJ20 Final Edition」は、今年度内に生産終了を予定しているEJ20型水平対向エンジンを搭載し、特別な装備を採用したモデルとなっている。「WRX STI Type S」をベースに、回転系パーツの重量公差・回転バランス公差を低減したバランスドエンジンを採用し、EJ20型エンジンの特長である高回転域まで吹け上がる気持ち良いエンジンフィーリングをさらに向上させてた。
エクステリアでは、世界ラリー選手権(WRC)で活躍したマシンを彷彿させるゴールド塗装のBBS19インチ鍛造アルミホイールを装着しているほか、フロントグリルやリヤバンパーには、「STI」のコーポレートカラーであるチェリーレッドのアクセントを採用した。インテリアでは、ウルトラスエード巻ステアリングホイールや、シルバーのフロント・リヤ左右3点式ELRシートベルト等、専用装備を採用することで、EJ20型エンジン搭載車の集大成となる特別なモデルとした。
EJ20型水平対向エンジンは、初代レガシィを皮切りに幅広い車種に採用され、世界ラリー選手権(WRC)やニュルブルクリンク24時間レースをはじめとするモータースポーツの活躍に大きく貢献してきたパワーユニットで、EJ20型水平対向エンジンの生産終了に伴い、当該エンジンを搭載する日本市場向け・現行型「WRX STI」は、2019年12月23日をもって注文受付を終了する。
価格(消費税込):452万1000円~485万1000円