国土交通省は、「道の駅」について、地方創生を具体的に実現していくための極めて有力な手段であり、平成26年度より関係機関と連携して、地方創生の核となる特に優れた企画を選定し、重点的に応援する重点「道の駅」の取組を実施している。令和元年度は、以下により、地方創生や地域活性化の拠点の形成等を目指した「道の駅」の新たな設置、又はリニューアル等の企画提案を募集するとしている。
<募集期間>
令和元年8月8日(木)~11月8日(金)
<選定の流れ等>
- 国土交通省では、各地方整備局等からの推薦を受けた企画提案に対して、有識者の意見を踏まえて10箇所程度の重点「道の駅」の選定を予定している。
- 選定にあたっては、必要に応じて有識者による現地視察等を実施する。
<重点「道の駅」に対する支援内容>
- 道路区域内の駐車場、休憩施設、トイレ、道路情報提供施設等は、直轄道路事業及び社会資本総合交付金等の重点配分等により国土交通省が支援する。
- 自治体・関係機関による協議会等を設け、複数の関係機関の制度の活用等について、ワンストップで相談できる体制を作る。
<その他>
- 今後、9月上旬頃までに各地方整備局等において、道の駅設置者等に対する説明会を開催する予定である。
- 計画的な企画検討を促進する観点から、今後も毎年、公募することを想定している。
【令和元年度重点「道の駅」 公募概要】
≪公募概要≫
- 地方創生や地域活性化の拠点の形成等を目指した「道の駅」の新たな設置、又はリニューアル等の企画提案を公募
- 優れた企画があり、今後の重点支援で効果的な取組が期待できるものを選定
≪公募期間と選定の流れ≫
- 令和元年8月8日(木)~11月8日(金)
- 重点「道の駅」は全国で10箇所程度を選定(予定)
- 必要に応じて、有識者による現地視察等を実施(予定)
≪支援内容≫
◆ハード的な支援
道路区域内の駐車場、休憩施設、トイレ、道路情報提供施設等は、社会資本整備総合交付金(直轄国道以外)及び交通安全施設等整備事業(直轄国道)の重点配分等により国交省が支援
◆ソフト的な支援
自治体・関係機関による協議会を設け、複数の関係機関の制度の活用等について、ワンストップで相談できる体制を構築。
≪選定にあたり優先的に評価する事項≫
◆重点「道の駅」候補からの企画提案
◆以下に関する企画提案
- 次世代観光拠点の形成(DMOとの連携、インバウンド観光)
- 風景街道・道守との連携
- 高速道路との連携
- 子育て応援
◆完成年が古い駅のリニューアル
≪その他≫
計画的な企画検討を促進する観点から、今後も毎年、公募を実施することを想定