ランドローバーは8月14日(現地時間)、ダカール・ラリー優勝マシンを公道仕様に進化した「ディフェンダー ダカール」デザイン・プレビュー・モデルを、The Quail by The Peninsulaで公開した。なお、同モデルは2027年初頭からの予約受付開始を予定している。
ディフェンダーでは、2026年のダカール・ラリーのStockクラスで優勝した競技仕様車両「ディフェンダー D7X-R」をベースとした公道走行可能にし、過酷なラリー環境で鍛え上げられた耐久性とパフォーマンスの頂点を極めた限定生産モデルを開発。
今回、モントレー・カー・ウィークの一環としてカリフォルニアで開催されたThe Quail by The Peninsula, A Motorsports Gathering(ザ・クエイル・バイ・ザ・ペニンシュラ・ア・モータースポーツ・ギャザリング)において、そのデザイン・プレビュー・モデルを公開。
同限定生産の4×4モデルは、優勝マシン「D7X-R」をレースで培った技術によって進化させたもので、75年にわたるオフロード技術の革新と、モータースポーツ競技で培ってきたデザインを融合。
エンジニアたちは、ディフェンダー ダカールのポテンシャルを最大限発揮できるように、ジオメトリーの最適化、サスペンションの強化、オフロード走行に適したボディの改良、ラリーからインスピレーションを得た内装要素、そして個性的なカラーオプションを採用した。
イベント会場では、ディフェンダーのヘリテージ・モデルと、ダカール・ラリーのStockクラスで優勝を飾ったD7X-Rとが並んで展示された他、ランドローバー・エクスペリエンスの特設コースでの試乗体験も実施された。
DEFENDER Rallyは、世界で最も過酷なオフロードレースであるダカール・ラリー 2026のStockクラスに初参戦し、初優勝を獲得。14日間にわたる過酷な戦いの末、3台のD7X-Rは1位、2位、4位を獲得した他、13の過酷なステージのうち10ステージで表彰台を独占(1-2-3位フィニッシュ)。
この公道仕様となるディフェンダー ダカールは、競技仕様マシンのD7X-Rと同様に、強靭なD7xボディアーキテクチャ、トランスミッション、ドライブトレインを採用しており、そのすべてが「DEFENDER OCTA」をベースとしている。同限定生産モデルでも、4.4リッターツインターボV8ガソリンエンジンを搭載しており、レース規制による出力制限を受けないため、最高出力635PSという本来のパフォーマンスをフルに発揮することができる他、冷却性能を強化し最大トルク750Nmを実現。
また、新型の鍛造20インチホイールにアドバンスト・オールテレインタイヤを組み合わせた、35インチのタイヤパッケージを装備した他、モータースポーツで実績のあるBilstein製アドバンスト・ダンパーを備えたコイルスプリングサスペンションや、新しく追加するドライブモード(「Dunes(デューンズ)」および「Gravel(グラベル)」)、過酷で変化に富んだ地形でのスムーズな走行を実現するために競技仕様マシン向けに開発した革新的な「フライトモード」も搭載。
外装のディテールには、ルーフに装着したライトポッド、固定式メタルルーフ、カーボンファイバー製レイズドエアインテーク、カーボンファイバー製ボンネット、リベット剝き出しの拡張ホイールアーチ、テールゲート・ブランキングプレート、そして特徴的なマッドフラップなど、ラリーマシンを物語る要素が随所に散りばめられている他、強化された金属製フロント・アンダーシールドとアンダーボディ・プロテクションも、ラリー由来の要素となる。



