ステランティスジャパンは5月28日、DSオートモビルの新世代フラッグシップモデル「N°8(ナンバーエイト)」を発表し、同日より全国のDSオートモビル正規ディーラーを通じて発売した。
日本では2025年の東京Fomula-E、2026年1月の東京オートサロンで先駆けて披露されたN°8は、2023年に発表したコンセプトカー「DS AERO SPORT LOUNGE(エアロスポーツラウンジ)」から着想を得て開発され、最新鋭の100%電気自動車として優れた航続距離を実現するとともに、魅惑的なプロポーションとSUVクーペのフォルムを融合し、美とパフォーマンスの調和を体現したモデル。
N°8は、DSオートモビルが展開する新たな命名理念である “N°”に基づくモデルで、“N°”はフランス語で「番号」を意味し、本質的な美しさや秩序、品格を端正に表現するブランドのエレガンスとタイムレスな魅力を象徴。
さらに、数字の “8” は無限(∞)を想起させる造形を持ち、車体として優れたバランスや静粛性、そして持続可能性への意思を表現している。
グレードは、ブランドの最上級グレードに位置するETOILE(エトワール – フランス語で“星”の意)に、全輪駆動を組み合わせたETOILE AWDをラインナップ。
さらに、マルチポイントランバーサポートやベンチレーション、ステアリングヒーターなどを含むアブソリュートコンフォートパッケージを用意し、快適性と上質さをさらに高めた。
◆大容量97.2kWhのバッテリーを搭載
CおよびDセグメント向けに設計されたプラットフォーム「STLA-Medium(ステラ ミディアム)」を採用し、大容量97.2kWhのバッテリーを搭載。これにより、WLTPモードで750㎞の航続距離を実現。
また、急速充電は最大160kWに対応し、バッテリー残量が少ない状態から中間域にかけて高い充電性能を維持。特に約55%までは、150kW以上の出力を安定して受け入れることができ、充電の初期から中盤にかけて効率的に電力を取り込む設計となっている他、80%までの平均充電出力は約126kWに達し、クラスでも高い水準の充電性能を誇っている。
パワートレインには、前後に高効率電動モーターを搭載したデュアルモーターAWDシステムを採用。システム最高出力は350PSに達し、0-100km/h加速は5.4秒を達成するなど、力強くシームレスな加速性能を実現。FIAフォーミュラE選手権で培われた電動化技術を生かすことで、レスポンスに優れたダイナミックな走りと高い効率性能を両立。
さらに、バッテリーをフロア中央に配置することで低重心化を図り、前後重量配分を最適化した。
◆SUVの力強さとクーペの優雅さを融合した流麗なプロモーション
フロントフェイスでは、DSオートモビルならではの先進的なライティングデザインが際立っており、ヘッドライトには3つのライトユニットとともに、8つのダイヤモンド型LED装飾を水平に配置し、精緻で独創的なライトシグネチャーを形成。
また、左右には特徴的なV字の縦型LEDデイライト、DSライトブレードがワイドなフォルムを強調し、路上での強い存在感を強調した他、フロントには光のラインが流れるように輝くDSルミナススクリーンを搭載。空気の流入を抑える構造により空力性能の向上にも貢献している。
さらに、中央には発光するDSロゴが配され、ブランドのブランドアイデンティティを印象的に表現した他、リアにはDSオートモビルのラインナップで初となる垂直ラインを取り入れた3D LEDテールランプを採用。
足元には、20インチアロイホイール と、メーカーオプションとしてN°8専用に開発された21インチ鍛造アロイホイールを装着。星座の名前であるCASSIOPEIA(カシオペア座)およびLYRAE(こと座)が名称に使用され、ETOILEをテーマとした世界観を体現。
アブソリュートコンフォートパッケージには、多層構造のガラスに加え、先進的なコーティング技術を組み合わせたラミネーテッドパノラミックガラスルーフを採用。
車体色には、「クリスタル パール」、「ノアール ペルラネラ」、「グリ パラディオム」に2色の新色「ブラン アルバータ」「ブルー トパーズ」を加えた、5色を設定。
◆フランスのクラフトマンシップ “サヴォア・フェール” が息づく上質な室内空間
ダッシュボードからドアトリムに至るまでをシームレスに構成し、室内の人々を包み込むようなデザインを採用することで、車内全体が一体感のあるコックピットを創出。
ステアリングホイールには、クルージングヨットから着想を得た、独創的なXシェイプステアリングホイールを装備。
素材には最上級のナッパレザーを採用し、シート、ダッシュボード、ドアトリムに至るまで広範囲に使用。パールトップステッチや、パリの伝統装飾に着想を得た “クル・ド・パリ” パターンが随所に施され、洗練されたディテールが視覚と触覚の両面から質の良さを演出。
シートには、DS AERO SPORT LOUNGEコンセプトに基づいた、身体を包み込むような構造の一体型ヘッドレストデザインを採用した他、ヘッドレスト下部には、初めてネックウォーマーを装備し、快適性を向上。
アブソリュートコンフォートパッケージでは、フロントシートにベンチレーションマルチポイントランバーサポートを、リアシートにベンチレーションを装備。
◆16インチワイドタッチスクリーンを備えたDS IRIS SYSTEMを採用
インフォテインメントには、ブランドとして初めて16インチワイドタッチスクリーンを備えたDS IRIS SYSTEM(アイリスシステム)を採用。ドライバーと乗員のインタフェースを明確に分けることで、直感的な操作性と高い利便性を実現。
音響システムには、フランスのハイエンドオーディオブランド、FOCAL(フォーカル)社の3Dプレミアムオーディオシステムを採用。14基のスピーカーと高出力アンプにより、音の広がりや奥行き、細やかなニュアンスまで際立ち、まるでコンサートホールにいるかのような臨場感ある音響体験を実現(アブソリュートコンフォートパッケージのみ)。
さらに、視認性と安全性の向上のため、DSオートモビル独自のライティング技術であるDSピクセルLEDビジョンを採用。
【希望小売価格】1,005万円










