スズキは4月17日、PicoCELA株式会社(本社:東京都中央区)、KiQ Robotics株式会社(本社:福岡県北九州市)、株式会社アシストユウ(本社:宮崎県宮崎市)、福岡県直方市が、福岡県直方市の遠賀川河川敷公園で開催された「のおがたチューリップフェア」の屋外臨時駐車場において4月5日に実施した、新たな駐車場決済・管理ソリューションの実証実験に多目的電動台車「MITRA」で参画したと発表した。
同フェアでは駐車場入口での支払いに伴う車両停車が原因となり、周辺道路で大規模な渋滞が発生することが長年の課題となっている。
今回の実証では、スズキの多目的電動台車「MITRA」にPicoCELAの無線メッシュ通信機を搭載し、KiQ Roboticsの電動昇降ポールを合わせることで、流動的に遮蔽物の高さ・位置が変わる場所でも通信の不感地帯がゼロとなる広域Wi-Fi網を有する「移動型基地局」を構築。
さらに、駐車場の入り口にアシストユウの屋外型エッジAIカメラのソリューションを組み合わせることで、リアルタイム映像伝送やエッジAIカメラによる高度な車両管理が実現可能性を検証した。
スズキは、今回の実証実験で得られた知見をもとに、MITRAの機能向上や新しい活用モデルに向けたノウハウ蓄積を推進し、これからも自社のモビリティ技術の活用やパートナー企業様との協業を通じて「生活に密着したインフラモビリティ」を目指すと述べている。
<実証実験での各役割>
- スズキ:多目的電動台車「MITRA」の提供、移動体運用の検証
- PicoCELA株式会社:独自の無線メッシュ技術による広域Wi-Fi環境の構築
- KiQ Robotics株式会社:電動ポールによる基地局昇降技術およびシステム統合
- 株式会社アシストユウ:エッジAIカメラを活用した車両認識・管理ソリューションの提供
- 福岡県直方市:実証フィールドの提供、地域課題の抽出
<各社の事業概要>
- PicoCELA株式会社:エンタープライズ無線メッシュ技術の開発、製品・ソリューションの販売など
- KiQ Robotics株式会社:産業用ロボットに関する機器の研究・開発・販売
- 株式会社アシストユウ:移動式ネットワークカメラ(MICS)の製品・ソリューションの販売など
