フォルクスワーゲングループジャパンは3月19日、「ティーロック 1.5/110kW」「ティーロック 2.0 TDI/110kW」「ティーロック R 2.0/221kW」の前照灯(LEDマトリックスヘッドライト)に不具合があるとして計987台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる輸入期間は令和6年9月6日~令和6年12月28日。
不具合の部位は前照灯(LEDマトリックスヘッドライト)で、LED配光可変型前照灯のダイナミックハイビームアシスト機能において、生産工場の配光パラメーター設定が不適切なため、先行車や対向車を検知した場所をロービームで照射せずにハイビームで照射することがある。そのため、照射光線が他の交通を妨げるおそれがあり、保安基準に適合しない。
改善措置は、全車両でLED配光可変型前照灯の配光パラメーター設定を修正する。