ステランティスジャパンは8月22日、プジョー「リフター」（2列シート5人乗り）および「リフター ロング」（3列シート7人乗り）の新型モデルを発表し、同日より全国のプジョー正規ディーラーを通じて発売した。
2020年11月に国内導入されたリフターは、端正なフロントフェイス、リフトアップした車高、前後左右に施した樹脂パーツによるタフな外観、グリップコントロールによる高い走破性を備えたMPV（マルチ・パーパス・ヴィークル）。
今回発表した新型モデルでは、新世代ブランドロゴおよび新しいフロントフェイスに刷新した他、各所に様々なブラッシュアップを施した。
＜内外装を刷新＞
外装では、ライオンのロゴ周りをブラックアウトしたブロック型に、3本爪のデイライトもブロック形状に刷新し、力強さを強調。また、ヘッドライトおよびフォグランプを従来のハロゲンからLEDに変更したことで、夜間の視認性を向上。リアでは、幅を広げた新デザインのPeugeotレタリングロゴを採用した。
車体色には、新色の「シルカ・グリーン」、「ぺルラネラ・ブラック」、「アイシー・ホワイト」の3色を設定。
内装では、中央のタッチスクリーンを従来の8インチから10インチにサイズアップし、インフォテイメントシステムも刷新。車両のソフトウェアアップデートが可能となり、ソフトウェアを常に最新の状態に維持できる他、CarPlay／Android Autoに対応したUSBコネクタをType-Cに変更した。
また、メータークラスターは、従来のアナログメーターからデジタルメーターに変更したことで、メーター内の表示をドライバーの好みに設定することが可能となった他、新たにステアリングヒーターを装備。
さらに、インストルメントパネルを従来のブラウンとブラックのツートンから、グレーとブラックのツートンに変更したのに加え、シート生地にはエンボス加工を施したファブリックを使用したことで質感を向上した。
従来の5人乗りモデルにあった「マルチパノラミックルーフ」および「リアシーリングボックス」をなくしリアゲート間口を最大化。2列目を倒した状態の最大荷室容量は、5人乗りが2,126L、7人乗りが2,693Lとなる。
＜先進運転支援機能を充実＞
ミリ波レーダーの追加により、アクティブクルーズコントロールの性能が向上し、停止後3秒以内の再発進が可能となった他、右寄りや左寄り等のドライバー任意の位置で車線内のポジションを維持するレーンポジショニングアシストを新たに追加したことでドライバーの負担軽減を実現。
また、クルーズコントロール＆スピードリミッターのスイッチを、従来のステアリングコラムからステアリング上に変更したことで、より直感的な操作が可能となった。
【希望小売価格】448万円～468万円
