アウディ ジャパンは8月31日、サステイナビリティの取り組みの一環として、株式会社ハバリーズの再生可能な資源を活用した紙パックナチュラルウォーターを、全国のアウディ正規販売店に導入したと発表した。
ハバリーズの紙パックナチュラルウォーターは、佐賀県多良岳の成層火山から流れるカルシウムとマグネシウムが豊富な中硬度の天然水。FSC認証を取得した再生可能な紙資源が使用され、LCA評価によるとCO2排出量をペットボトルより46%以上、アルミ缶より59%以上低減することを実現しているという。また、製品1本あたり1円が環境保全団体に寄付され、水源の保全に役立てられる他、キャップには植物由来(サトウキビ)の素材が使用されている。
アウディでは、脱炭素、水の有効利用、資源効率、生物多様性に注視した環境保護プログラム「Mission:Zero(ミッションゼロ)」を推進しており、“1本の水から世界が変わる”をスローガンにしたハバリーズの紙パックナチュラルウォーターは、資材調達から、消費・回収・再生までの一貫したリサイクルアクションでSDGsの達成、カーボンニュートラルの実現に貢献しており、Mission:Zeroとの親和性が高いブランドであることから、今回採用したとしている。
パッケージには、quattro(クワトロ)電動4輪駆動システムを搭載した電気レーシングカープロトタイプS1 e-tron quattro Hoonitronや、アウディが2026年より参戦するフォーミュラ1のコンセプトモデルから着想を得た、これまでのアウディのモータースポーツの輝かしい歴史を彷彿させつつも、エキサイティングな未来への道を切り開く象徴的なオリジナルデザインを採用。
アウディが掲げる「Vorsprung durch Technik(技術による先進)」を体現し、アウディが自動車メーカーとしてカーボンニュートラルをはじめとした環境負荷の軽減をリードしていく決意を表しているという。