東京自動車販売協会(東自販、加藤和夫会長=ホンダ東京西社長)が主催する「第9回 東自販親善野球大会」の決勝戦が11月22日にS&D昭島スタジアムで行われ、前回大会の覇者「ホンダ東京西」が「トヨタモビリティ東京(TMT-P)」を下し、連覇を達成した。同日は3位決定戦も行われ、勝利した「トヨタモビリティ東京(TMT-P)」が3位、「東京スバル」が4位となった。
今年で9回目を迎えた本大会は、東自販の会員企業である都内自動車販売会社の親睦を目的に、2014年より毎年秋に開催。第8回は新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり順延したものの、今年の春に開催され、ホンダ東京西が優勝を飾っていた。
今大会は19社がエントリー。対戦はトーナメント方式で、ホンダ東京西とTMT-Pをはじめ、シードされた前回大会のベスト4チームが順当に勝ち上がる結果となった。
投手戦制し、ホンダ東京西がサヨナラ勝ち
連覇を果たしたホンダ東京西は、1回戦、2回戦ともに完封勝利で勝ち進み、準決勝は前回の3位、東京スバルと激突。7—2と攻守で圧倒し、決勝へと駒を進めた。対するTMT-Pは、初戦のスズキ自販東京、2回戦のホンダカーズ東京中央、そして同社対決となったTMT-Tに勝利。すべての試合で完封勝利を収め、投手陣の奮闘が際立った。
決勝戦も緊迫した投手戦が繰り広げられ、互いに最終回までスコアボードに0が並ぶ展開。TMT-Pは3塁までランナーを進めるチャンスもあったが、ホンダ東京西のピッチャーに最後は打ち取られ、最終回も無得点。その裏、ホンダ東京西が好投を続けていたTMT-Pのピッチャーを打ち崩し、サヨナラ勝ち。見事2連覇を達成した。
「ユニフォームも新調し、プレッシャーもあった」と語ったホンダ東京西の植草翔選手。「優勝できてよかった。完封した清水投手は、要所でギアを上げて、ランナー背負ってもいいピッチングができた。次回も優勝目指してがんばります」とコメント。参加選手達に労いの言葉を掛けていた東自販の加藤会長も、表彰式終了後はホンダ東京西の社長として選手たちと喜びを分かち合っていた。
なお、本大会決勝戦の模様は東自販業務部が開設しているYouTubeチェンネルでも公開されている。