レクサスは10月13日、「LS」を一部改良し、全国のレクサス店を通じて10月下旬以降に発売すると発表した。価格(消費税込)は1,078万円~1,796万円。
今回の一部改良では、ヤサスペンションメンバー取付部のブレース形状を変更し、剛性を高め、サスペンションをチューニングすることで、初代から一貫して突き詰めてきた乗り心地を向上させたほか、高い操縦安定性を実現した。
また、直感的な使いやすさを追求した最新のマルチメディアを搭載。各種メニューの選択スイッチを運転席側に常時アイコンで表示することで操作性を向上したほか、画面全体のレイアウトも情報の粒度に応じて表示エリアを分けることで、操作フローを統一。さらに、従来の機能に加え、ディスプレイのマイクアイコン操作や音声による起動が可能となった最新の音声認識機能を採用したのに加え、「エージェント+」で先読み案内サービスを可能とした。Apple CarPlayをWi-Fi®による無線接続に対応し、タッチパッドやCD/DVDプレイヤーの廃止に伴い、インストルメントパネル及びコンソール周辺の形状やスイッチレイアウトを最適化。スマホホルダーやUSB Type-Cコネクターを増設するなど、使い勝手を向上した。
加えて、予パノラミックビューモニター、シースルービュー、サイドクリアランスビュー、コーナリングビューを採用し、床下透過表示機能を設定するなど、防安全技術の機能拡充を実施したほか、245/45R20 99Yランフラットタイヤ&20×81/2Jノイズリダクションアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)をオプション設定した。
高度運転支援技術Lexus Teammate[Advanced Drive]搭載モデルについては、隣接レーンを走行する車両の死角領域に自車が走行し続けることを回避するための減速制御や、車線変更支援できる場面の拡大、ドライバーに周囲の車両への注意を促すディスプレイ表示とブザーを追加するなど、性能向上を実現している。