マツダは9月15日、新世代ラージ商品群第1弾となる新型クロスオーバーSUV「CX-60」のうち、3.3L直列6気筒ディーゼルエンジン＋48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載する「e-SKYACTIV D」搭載モデルを発売した。
CX-60はこの他に、2.5L直列4気筒エンジンを搭載した「SKYACTIV-G 2.5」、3.3L直列6気筒ディーゼルの「SKYACTIV-D 3.3」、直４ガソリンエンジン＋モーターのPHEV「eｰSKYACTIV PHEV」と計4種類のパワートレインを設定しているが、先行する「e-SKYACTIV D」以外のモデルについては12月以降の販売開始を予告している。
CX-60は、縦置きプラットフォームと高出力パワートレインにより滑らかでパワフルな走りを実現しているほか、日本人の感性や美意識を元にした内外装デザイン、最新の環境・安全性能を搭載した、全く新しいSUVモデル。国内での販売台数は2,000台/月を計画しており、6月24日の予約受注開始から約2か月半で月販計画台数の4倍を超える8,726台を受注しているという。
予約受注のうちの8割が直列6気筒ディーゼルエンジンを選択。機種では上質なスポーティさを表現したタンカラーの内装を特徴とする「XD-HYBRID Premium Sports」が最も多く、ボディカラーにおいては新色の「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」が一番人気で、次いで「マシーングレープレミアムメタリック」「ジェットブラックマイカ」。さらに、注文したユーザーの特徴として、CX-5やCX-8からの買い替えを中心にマツダ車ユーザーからの乗り換えが57％、他メーカー車からの乗り換えが43％で、内20％が輸入車からの乗り換えとなっているほか、34％が30代以下の若いユーザーだとしている。
