アルピーヌは7月6日、アルピーヌ創業者であるジャン・レデレの生誕 100 周年を記念するイベントが、5月にアルピーヌが作られているフランスのディエップで開催され、誕生100周年記念の限定車「A110 GT ジャン・レデレ」を公開した。なお、同モデルは、近日中に日本にも導入を予定しており、導入時期に付いては後日の発表を予告している。
アルピーヌの創業者ジャン・レデレ氏は、1922年5月17日にディエップで誕生。優秀な成績でビジネススクールを卒業し、当時フランスで最年少となる24歳で父親が経営していたルノー ディーラーを引き継ぎ、その後ルノー車でレースに出場。スピード向上のためルノー車を改造し、軽量でパワフルな車を独自に製作。これがアルピーヌの始まりとなった。
「A110 GT」をベースとした限定車「A110 GT ジャン・レデレ」には、光沢のあるブラックルーフとグリ モンテベロの伝統的なボディカラーを採用しており、同組み合わせはジャン・レデレ氏の好みであっただけでなく、1963年1月に発売された初代アルピーヌと同じボディカラーとなっている。
また同モデルは、創業者の優雅な雰囲気と細部へのこだわりが感じられるとともに、アルピーヌのDNAである軽さと敏捷性を実現。グランプリホイールとシルバーキャリパーの組み合わせてるほか、室内にはグレーステッチが施されたSabelt®のバケットシート、同じグレーステッチが施されたダッシュボードとセンターコンソール、グレーステッチに加え12時の位置にグレーでセンターラインが刺繍されたステアリングホイールを装備し、洗練された雰囲気に仕上げられている。
