Luup、電動キックボードや小型電動アシスト自転車のシェアリングサービス開始

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株式会社Luupは、豊洲スマートシティ推進協議会と電動マイクロモビリティのインフラ整備に向けた連携協定を締結し、1月24日(月)より、電動キックボードや小型電動アシスト自転車のシェアリングサービス「LUUP」の提供を、東京・豊洲エリアにて開始した。

同社は、「街じゅうを『駅前化』するインフラをつくる」をミッションに、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービスを展開。電動アシスト自転車や電動キックボードのみならず、電動・小型・一人乗りの電動マイクロモビリティを包括的に取り扱い、ファースト・ラストワンマイルの移動手段の確立を目指している。

また、豊洲スマートシティ推進協議会は、民間13社で構成され、豊洲エリアにおいて先進的技術と都市OSを活用したスマートシティサービス実証実験の実施、実装を通じ、ミクストユース型未来都市の実現を目指している。2019年に国交省スマートシティ先行モデルプロジェクトに選定され策定した実行計画の中で、スマートモビリティを取り組みの一つに掲げている。

豊洲エリアは、レジャースポットや住宅地が充実している一方で、人口に対して既存の交通手段が足りていないという課題を抱えている。今回、Luupが江東区で「新事業特例制度」の認定を受けたことにより、豊洲エリアでのサービス提供が実現。今後Luupと豊洲スマートシティ推進協議会は連携を強化し、豊洲エリア全域へのポート設置を進めていくとしている。

さらに同社では、今回のサービス開始日に一般向け「安全講習会」を実施した。電動キックボードの走行ルールやLUUP利用方法のレクチャー、私有地内での試乗体験などが行われた。

【連携協定の内容】

同連携協定は、Luupと豊洲スマートシティ推進協議会が相互に連携及び協力して、豊洲地区へ電動マイクロモビリティのインフラ整備の可能性を検討し、豊洲地区の活性化と市民生活の向上に寄与することを目的とするもので、まずは豊洲エリア全域へのポート設置を通して、エリア内で生活を送る人々の移動をより便利にできるよう尽力する。

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