三菱ふそうトラック・バスは9月28日、「ふそうファイター」の乗車装置（シートベルトバックル）に不具合があるとして8,983台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は令和元年8月7日～令和3年1月14日。
不具合の部位は乗車装置（シートベルトバックル）で、中型トラックにおいて、運転席のシートベルトバックルに取り付けられているシートベルト装着状況を検知するためのセンサー用ハーネスの配策が不適切なため、使用過程でシートベルトバックルが当該ハーネスを挟み込むことがあり、この繰り返しにより当該ハーネスが損傷し、シートベルト非装着警告灯と警報ブザーが誤作動するおそれがある。改善措置は、全車両で運転席のシートベルトバックル一式を対策品に交換する。
不具合の件数は28件発生している。
