ボルボ・カー・ジャパンは、プレミアム・ミッドサイズSUV 「XC60」をマイナーチェンジし、9月1日(水)より発売した。価格(消費税込)は649万円~959万円。
今回のマイナーチェンジでは、内外装に新デザインを採用するとともに、Google を搭載した Androidベースの新しいインフォテイメント・システムを装備した。
【Google 搭載 の新インフォテイメント・システムを導入】
新インフォテイメント・システムには、新たに 「Google Apps and Services (Google アプリ/サービス)」と、緊急通報サービスや故障通報サービスなどと連携する「Volvo Cars app(テレマティクス・サービス/ボルボ・カーズ・アプリ)」が採用された。
<「Google アプリとサービス」の機能>
- ナビゲーション・システム – Google マップ
- 音声操作システム – Google アシスタント
- アプリケーション – Google Play
<「Volvo Cars app(テレマティクス・サービス/ボルボ・カーズ・アプリ)」の機能>
- 緊急通報サービス
- 故障通報サービス
- 盗難車両検索機能
- ドライビング・ジャーナル(ドライブログ自動作成機能)
- ヴィークルダッシュボードモニター(車両情報確認機能)
- リモートドアロック及びアンロック機能
- エンジンリモートスタート
車両には Volvo Cars app サービスセンターおよびボルボ・カーズ・アプリとの通信用内蔵モデムが装備される。
【内外装デザインの一部変更を実施】
<エクステリア>
フロントグリル、フロント・バンパー、リア・バンパー、各グレードのアルミホイールに新デザインを採用し、新たに「サンダーグレー(728)」 、「プラチナグレー(731)」、「シルバードーン(735)」を新色として追加設定した。
<インテリア>
新インフォテイメント・システムの採用に伴い、ドライバーディスプレイ(メーターパネル)、センターディスプレイ(タッチパネル)の HMI(ヒューマン・マシーン・インターフェイス)画面デザイン、操作ロジック、機能等を一新した。
【高度な先進安全および運転支援機能を全車標準装備】
先進の安全・運転支援機能「対向車対応機能」、「歩行者・サイクリスト検知機能」、「インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)」などを備える「City Safety(衝突回避・被害軽減ブレーキ・システム)」をはじめ、「全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」、「パイロット・アシスト(車線維持支援機能)」、「ステアリングアシスト付BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)」、「衝突回避・被害軽減ブレーキ機能付CTA(クロス・トラフィック・アラート)」、「ランオフロード・ミティゲーション(道路逸脱回避機能)」、「オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)」などを全車に標準装備したほか、今回新たに「先行車発進告知機能」と「リア衝突回避・被害軽減ブレーキ・システム」を設定した。
【特別限定車「T8 Polestar Engineered」】
特別限定車「XC60 T8 Polestar Engineered」を、9月1日(水)より40台の台数限定(先着順)で発売した。価格(消費税込)は1,034万円。
Polestar Engineeredは、フロントをエンジン、リアをモーターで駆動するボルボ独自のプラグインハイブリッドパワートレーンをベースにポールスター社によるチューニングによって、参考出力( 333ps/ 430Nm + 87ps / 240Nm)の圧倒的なパワーと、プラグインハイブリッドパワートレーンによる環境性能を両立したモデル。シャーシには専用装備となるÖhlins®(オーリンズ)製 DFV ショックアブソーバー(22 段階調整)を、XC60 T8 Polestar Engineeredには、ドリルドベンチレーテッドディスクタイプのブレーキローター(フロント400mm)とAkebono社製6ピストン・フロントブレーキキャリパー、専用内外装デザインを採用している。なお、今回導入の車両よりボディカラーには新たに「サンダーグレー(728)」を採用した。