ホンダは5月20日、「ステップワゴン」の車体(テールゲートオープンステーボールジョイント)に不具合があるとして88,865台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は平成28年11月14日~平成30年8月22日。
不具合の部位は車体(テールゲートオープンステーボールジョイント)で、テールゲートオープンステーにおいて、下側ボールジョイントと車体側ボールスタッドの取付部構造が不適切なため、ボールジョイントとボールスタッドを固定するクリップが変形し、浮き上がることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、テールゲート開閉の繰返しによりボールジョイントが車体から外れ、テールゲートが突然降下するおそれがある。 改善措置は、全車両でテールゲートオープンステー及びボールジョイント外れ防止カバーを新品に交換する。なお、改善対策部品の供給に時間を要することから、暫定措置として、下側ボールジョイントと車体側ボールスタッドの取付部を結束バンドで固定する。
不具合の件数は29件、軽傷事故1件が発生している。