神奈川トヨタ自動車(市川英治社長)は3月28日、サッカーJ3第3節のY.S.C.C.横浜対ロアッソ熊本戦(於:ニッパツ三ツ沢球技場)を“トヨタモビリティ神奈川マッチ”として冠試合を開催。合わせて「ファミリー感謝DAY」を開催しさまざまなイベントを実施した。
同社では、県内のさまざまなスポーツチームに対しスポンサー活動を行っており、サッカーでは湘南ベルマーレ(J1)、SC相模原(J2)、Y.S.C.C.横浜(J3)の3チームに対し支援を行っている。この冠試合は、Y.S.C.C.横浜の「Yokohamaから世界へ:国際都市としての海の玄関であるYokohamaから世界に飛び出す人材を育むことを目指す」というチームの信条に共感し開催されたもの。
J3戦開始前には、同社がスポンサードする3チームのアカデミーに通う子どもたち(12歳以下、10歳以下)で構成されたチームによるエキジビションマッチが開催された。あいにく、試合中はこの日で最も雨が激しく降る時間帯だったが、Jリーガー候補生達がはつらつとしたプレーを見せてくれた。
この他、事前申し込みをした小学生を対象に、Jリーグ公式戦の運営に関わる“お仕事体験”も行われた。抽選により8名が登録選手紹介アナウンス(2名)や、Y.S.C.C.グッズ販売(4名)、関係者入口の受付業務(2名)を体験。さらに、子ども向けにドライブシミュレーターを用いたくるま運転体験や、家族で一緒に楽しめる桜貝アクセサリー作りも行われた。
また、横浜市スポーツ協会の協力によるウォーキングも行われ、事前に申し込んだ参加者は同協会指導員からレクチャーを受けながら、神奈川トヨタ自動車本社から三ツ沢公園まで約1時間の道のりを踏破した。このほか、トヨタの最新燃料電池自動車、MIRAIが展示され給電デモンストレーションを行った。
J3戦キックオフ前のセレモニーでは、同社市川社長が観客に向かって自社を紹介するとともに「サッカーやスポーツは私達の生活にとって大きな糧となる大切なもの。これからもサッカーやスポーツを応援してまいります。Y.S.C.C.さんのように地域の皆様から愛される会社を目指してまいります」と挨拶。キックインセレモニー(始球式)に臨んだ。