20年の新車販売台数、前年比11.5%減の459.8万台。4年ぶり500万台下回る

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1月5日、日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)は20年12月及び20年1-12月の新車販売台数を発表した。

まず12月単月の実績は、登録車は24万3753台で前年同月比7.4%増、軽自動車は13万6143台で同15.4%増となり、登録車、軽自動車ともに前年同月比ではプラスとなった。

登録車のうち乗用車は21万696台で8.2%増。このうち普通乗用車は12万8374台で13.9%増、小型乗用車は8万2322台で0.4%増となった。

ブランド別では、トヨタ・11万6603台(10.4%増)、レクサス・5094台(29.7%増)、日産・2万1041台(8.7%増)、ホンダ・2万989台(19.5%増)、マツダ・1万501台(19.8%減)、スズキ・9092台(10.1%増)、スバル・9097台(47.8%増)、三菱・3962台(54.2%増)、ダイハツ・2974台(42.6%減)。三菱は19年9月以来、15ヵ月ぶりの増加となった。

軽自動車は乗用車が10万4504台で16.7%増、貨物車は3万1639台で11.4%増。

ブランド別では、ダイハツ・4万5002台(27.2%増)、スズキ・4万2090台(7.1%増)、ホンダ・2万4457台(13.5%増)、日産・1万5244台(16.6%増)、マツダ・2431台(9.4%増)、トヨタ・2639台(13.4%増)、三菱・2979台(15.2%増)、スバル・1289台(13.5%減)となり、スバル以外は前年同月を上回った。

・20年1-12月は500万台に届かず

一方、20年1-12月の年間新車販売台数は、登録車は288万527台で前年比12.3%減となり、3年連続で前年水準を下回った。軽自動車は171万8088台で10.1%減。

登録車と軽自動車の総合計では前年を11.5%下回る459万8615台となった。500万台を下回るのは、16年の497万197台以来。

このうち登録車は、乗用車が247万8832台で12.2%減、貨物車は39万2361台で12.7%減。

ブランド別では、トヨタ・142万3151台(5.8%減)、レクサス・4万9059台(12.4%減)、日産・26万6289台(27.5%減)、ホンダ・29万3800台(17.8%減)、マツダ・14万1446台(15.1%減)、スズキ・10万7238台(12.1%減)、スバル・8万4773台(19.3%減)、三菱・2万7545台(41.3%減)、ダイハツ・5万6054台(28.5%増)と、ダイハツのみ前年を上回る結果となった。

軽自動車は、ダイハツが53万6292台(12.8%減)、スズキが52万3604台(8.8%減)となり、軽自動車の年間販売台数トップはダイハツが堅持した。ただし、19年には4万1254台あった2位スズキとの差は、1万2688台に縮小している。

その他のブランドは、ホンダ・32万5332台(10.8%減)、日産・20万2255台(1.1%増)、三菱・4万2736台(24.4%、減)、マツダ・3万5641台(3.4%減)、スバル・2万767台(20.7%減)トヨタ・3万6432台(13.9%減)となった。

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