アウトモビリ・ランボルギーニは、スーパーSUV「ウルス」のカラーとトリムに、個性的で新しい表現の可能性を加えた「ウルス・グラファイト・カプセル」をオプションとして新設定した。
このオプションでは、エクステリアに新しいマットカラーの「Bianco Monocerus(ホワイト)」「Nero Noctis(ブラック)」「Grigio Nimbus(グレー)」「Grigio Keres(グレー)」を用意。フロントとリアのアンダー部分、サイドシルもすべてマットカラーで仕上げている。

フロントビュー。フロントスプリッターにアクセントカラーを配色
さらにフロントスプリッターやドアインサート、リアスポイラーには、ウルスのキャラクターラインを際立てるビビットなアクセントカラーを設定。こちらは「Arancio Leonis(オレンジ)」「Arancio Dryope(オレンジ)」「Giallo Taurus(イエロー)」「Verde Scandal(グリーン)」の4色から選択できる。

サイドビュー。キャラクターラインを際立せるアクセントカラーが施されている
加えて、アクセントカラー付き23インチのTaigeteホイール、新採用のブラッククロム仕上げのリアエキゾーストもグラファイト・カプセル限定の設定となっている。

リアビュー。リアエキゾーストは新採用のブラッククロム仕上げ
一方インテリアのダッシュボードとドアパネルには、アルマイト処理を施したダークなアルミ製トリムと、新採用のマット仕上げがされたカーボンファイバー製インサートを使用。内装のアクセントとなっているQ-Cituraステッチとロゴ刺繍は、エクステリアのアクセントカラーに合わせることもできる。

エクステリアのカラースタイルと統一感を持たせたコックピット
このアクセントカラーは、インテリアにも随所で使われており、シートボルスターインサートのセンター部分を彩るレザートリムのほか、オプションとしてヘッドレストのロゴの刺繍もアクセントカラーに合わせることができる。
また、シートベンチレーション付きのアルカンターラシートは、このグラファイト・カプセルと、先日登場したばかりの「ウルス・パール・カプセル」のみ選べるオプションとなっている。

インテリア。アクセントカラーが随所に配されている
特別な顧客の多いランボルギーニは、パーソナライゼーションにも力を入れている。同社のチェアマン兼チーフ・エグゼクティブ・オフィサー、ステファノ・ドメイカリ氏は、「ウルス・グラファイト・カプセルは、これからも増え続けるランボルギーニオーナーの皆さまの個性とライフスタイルを表現するための最新コレクション。スーパーSUVのパイオニアであるウルスの万能性を証明し、その色とスタイリングは、ハイパフォーマンスを要求される環境やライフスタイルを楽しむ場合でも存在感を感じさせるだけでなく、適用性や多様性も備えている」とコメント。
グラファイト・カプセルは、ウルスの2021年モデルのオプションとして設定される予定で、価格は27,891,882円(税別)となっている。

マットなボディカラーにビビットなアクセントカラーを配し、より特別感を演出したグラファイト・カプセル