アウトモビリ・ランボルギーニ、「アヴェンタドール」の生産台数10,000台達成

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アウトモビリ・ランボルギーニは9月10日(現地時間)、「アヴェンタドール」の生産開始から9年、サンタガタ・ボロネーゼのファクトリーで生産している同車の生産台数が10,000台を達成したことを公表した。なお、Grigio Acheso(グレー)のボディにRosso Mimir(レッド)のカラーリングを採用し、インテリアには Ad Personam の Rosso Alala(レッド)とブラックを施した、シャシーナンバー「10,000」の記念すべき「アヴェンタドール SVJ ロードスター」はタイへ輸出されると述べている。

 

アヴェンタドールは 2011 年に発表され、最初にカーボンファイバーのコックピットを採用し、新型高性能 V12 エンジンを搭載したクーペバージョンの「アヴェンタドール LP 700-4」を導入。上に向かって開くドアは、カウンタックやそれに続く V12 モデルと同タイプとなる。

 

2012年11月には、全カーボンファイバー製のルーフを採用した「アヴェンタドール」の“ロードスターバージョン”を発表。2012 年のジュネーブ・モーターショーでは、“オープン”スーパースポーツカーの「アヴェンタドール J」 が初公開された。2016 年にはミウラの 50 周年を記念し、アヴェンタドール・クーペをベースにミウラに敬意を表した特別なシリーズである50台限定生産の「アヴェンタドール・ミウラ・オマージュ」を披露。また同年に740 HPの6.5L 自然吸気12気筒エンジンを搭載した「ランボルギーニ・アヴェンタドール S 」も発表された。

 

2018 年にはニュルブルクリンク北コースで 20.6km わずか6分44秒97のラップを出し、市販車最速記録を樹立した900台限定生産の「アヴェンタドール SVJ 」が登場したほか、アウトモビリ・ランボルギーニの設立年である1963年に敬意を表し63台のみ限定生産されたカーボンファイバーを広範に使用した「スペシャルエディション SVJ 63」も発表された。

 

2019 年には、2つのアートコンセプトの融合を象徴したワンオフの「Aventador S by Skyler Grey」を公開。1つは引き締まったライン、3 次元的な立体感、往年の幾何学的・様式的デザイン要素を特徴とする独特のフォルムに数々の革新的な技術を搭載したランボルギーニとしての芸術性。もう1つはスカイラー・グレ氏のストリートアートで、エアブラシ 、スプレーガン、ローラー、ステンシル等のストリートアートの主要テクニックを駆使し、彼独特のオレンジとイエローのポップなスタイルで車のボディを個性的に仕上げたモデルとなる。

 

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