ジェイテクトは8月4日、自社の国分事業場(大阪府柏原市)に勤務する従業員1名が、新型コロナウイルスに感染していることを公表した。
ジェイテクトは当該社員について、8月1日に発熱し、8月3日に医療機関にて抗原検査を実施したところ陽性であることが判明したと説明している。また、当該従業員が勤務していた職場については消毒作業を実施し、本人からの聞き取りをもとに行動履歴を把握し、保健所の指導のもと濃厚接触者の洗い出しを行い、当該社員と接触をもった社員についても自宅待機の上健康観察を行っているほか、工場稼働への影響はないと述べている。
ジェイテクトは、これまでも以下記載のとおり新型コロナウイルス感染予防策を実施してきたが、今後もカスタマー、取引先、従業員およびその家族の感染予防を最優先に、最新の状況に応じた政府の行動計画と対応方針に基づき、引き続き新型コロナウイルスへの対策強化を行っていくと述べた。
<主な感染予防策>
①勤務
- 在宅勤務の推奨(ソーシャルディスタンスが取れる職場環境づくり)
- 時差出勤を推奨
②感染予防対策の徹底
- 日々の体温測定の確実な実施、管理監督者による体調異常者の把握徹底
- 入退場時の手指消毒・マスク等着用の徹底、喫煙所・食堂等での3密回避
- 従業員同士の宴会を含む会食、接待の原則禁止
③出張・会議・イベントの参加及び実施
- 当社主催の社内外会議・イベント開催に関して延期・中止を強く推奨
- 打ち合わせはweb会議等での実施を強く推奨
- 不要不急の外来者の面会は原則禁止
- 国内外への不要不急の出張中止を強く推奨