マツダは6月23日、日本の全工場で2直操業を再開することを公表した。宇品工場と防府第2工場は7月1日、防府第1工場は7月27日より実施するとしている。
マツダは、世界各国の動向を注視し、独自に算出している販売予測と販売実績を比較することで、適切に生産と供給を調整し、工場・洋上・港頭・販売店での在庫の適正化を着実に進めており、現況を踏まえ、日本の全工場では、操業休止日を設けることなく、7月中に昼夜勤の2直操業を再開すると述べた。上記により国内の生産台数は、6月が前年比4割程度に対し、7月は8割まで戻る計画であると説明している。
また、メキシコとタイの工場においては、稼働日を限定して操業する計画で、日本、メキシコ、タイの工場における7月の生産計画台数の合計は、通常操業をしていた前年同月の実績には達しないものの、前月比で150%以上を想定していると述べている。
さらに、マツダは、新型コロナウイルスの感染防止に向けて、医療関係者への支援活動や地元の取引先への取り組み、自社従業員の通勤時における公共交通機関の利用抑制などに継続して取り組んでいくと述べた。
【日本の工場における 直操業再開日】
- 7月1日再開:宇品第1工場/宇品第2工場(広島県広島市南区)、防府第2工場(山口県防府市)
- 7月27日再開:防府第1工場(山口県防府市)
※全工場、操業休止日は無し
【メキシコとタイの工場における稼働日】
- 「Mazda de Mexico Vehide Operation 」(メキシコ グアナファト州 サラマンカ市) 月~木(第1週~第4週)
- 「Auto Alliance(Thailand)Co.,Ltd. 」(タイ ラヨーン県) 現在、調整中
※操業や稼働日の状況は発表時点のものであり、今後の状況によって変更する可能性がある
【日本・メキシコ・タイの合計生産台数の推移】