JAF(一般社団法人日本自動車連盟 )は、高齢者が長く楽しく安全運転が継続できるよう応援する特設サイト「エイジド・ドライバー総合応援サイト」に「耳」のチェックとトレーニングを新たに公開したことを公表した。
また、これまでに公開している「目」と「認知」機能に関するチェックとトレーニングについても併せて活用してもらい、高齢ドライバーだけでなく、家族と共にコンテンツを繰り返し行うことで、運転に必要な認知機能の維持・老化防止の一助として、交通事故防止につなげていきたいと考えていると述べている。
「エイジド・ドライバー総合応援サイト」とは、JAFが高齢者ドライバーに少しでも長く、楽しくいきいきと安全運転を続けてもらうことを目的として公開しているサイト。なお、上記サイトは専門家監修のもと、以下記載の項目で構成されている。
【「エイジド・ドライバー総合応援サイト」項目詳細】
- チェック:自身の状況に気づき、意識してもらうために、まず機能チェック
- トレーニング:認知機能、視機能、聴覚機能を継続的にトレーニングで老化防止
- ワンポイント動画:監修いただいた専門家からのワンポイントアドバイス
- 高齢者講習情報:免許更新時の高齢者講習に関する情報
【新規公開「耳」のチェックと2種類のトレーニング】
運転に関する能力は、年齢とともに低下する傾向にあるため、今の自分の能力を正しく把握し、能力に応じた運転を心がけることや老化防止のトレーニングを続けることが重要となり、今回、聴覚と認知機能の間に深い関わりがあるという専門家の知見をもとに、聴覚(耳の機能)をテーマとして、普段の生活における聞こえ方の「チェック」と、ナレーションや効果音などの音声を聞きながら実施する二種類のゲーム形式の「トレーニング」を新規公開した。
<追加された1つのチェックと2つのトレーニング>
- 耳のチェック:普段の生活における耳の聞こえ方をチェック
- ルート案内認識力トレーニング:ルート案内の音声を聞きながら画面上の地図を見て、案内どおりに進むとどこに到着するのかを覚える
- 同じ音探し聴覚認知力トレーニング:音の変化、音程、メロディなどを覚え、選択肢の中から覚えた音と同じ音を探す