4月の新車販売、登録車はヤリス、軽はN-BOXがトップ

5月11日、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は4月の車名別新車販売台数（速報）を発表し、登録車（乗用車）はトヨタ「ヤリス」、軽自動車はホンダ「N-BOX」が1位となった。登録車と軽自動車を合計した総合ではN-BOXがトップ。

前月3位だったヤリスは初の登録車トップ。先代ヴィッツからみると06年8月以来の1位となった。

またヤリスと同じく2月にフルモデルチェンジしたホンダ・フィットは、前月と同じく2位で、新型コンパクトがともに上位に並んだ。

一方、市場全体では非常に厳しい状況が続いている。登録車の合計は17万2138台で、前年同月比25.5％減。昨年10月から7か月連続の減少となり、また4月単月としては、過去最低だった東日本大震災後の2011年、リーマンショック後の09年に続いて、68年（昭和43年）統計開始以降、下から3番目となった。軽自動車も9万8255台で、前年同月比33.5％減となり、大きく落ち込んでいる。