手軽に楽しめるモータースポーツ、第2回2020年オートテストin藤沢を開催

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KTグループの中で、横浜ゴム商品の卸販売事業を行う神奈川ハマタイヤ(品田基宏社長)を母体とするカナハマモータースポーツクラブ(JAF準加盟クラブ)は2月2日、第2回2020年オートテストin藤沢(秋葉台)を開催した。

一昨年に続く第2回大会は藤沢秋葉台公園第2駐車場で行われ、84名が参加(出走は78名)。メーカー・年式を問わずスポーツカーからステーションワゴン、輸入車、軽自動車、SUV、電気自動車など〝マイカー〟で、スラロームや360度ターン、バックによる車庫入れなどが設定されたコースで2回タイムアタック。ベストタイムを競った。

参加者はATクラス、MTクラス、レディスクラス、エキスパートクラスにクラス分けされ、それぞれのクラスで優勝者を決めた。また、完走者には本格的なモータースポーツ競技参戦に必要な国内Bライセンスも発行された(別途申し込みが必要)。

オートテストは、JAFの競技ライセンスやヘルメット、グローブといった装備類も不要で、1台のマイカーで複数名参加できる。こうした手軽に楽しめるモータースポーツであるが、イベント自体はJAF公認競技なので競技運営には公認のオフィシャルも多く必要。前回に続き2018年全日本ジムカーナ選手権PN3クラスのチャンピオンを輩出し、これまで数々のジムカーナ、ダートトライアル競技を主催してきたチーム・ニュートンランド(藤沢市)が協力した。

今大会は、昨年12月1日からホームページで参加を受け付けたところ、瞬く間に予定の70名を超す応募があり3日間で受付終了。また、北海道、群馬県、奈良県からの参加もありオートテストの人気の高さを示した。

大会組織委員長でもある品田社長は「(今年5月にはグループ内の車両販売会社の合併もあることから)次回以降は車両販売店さんも巻き込み、新車をレンタル車両として用意するなどして、もっと参加しやすくして大会を盛り上げたい」と抱負を語った。

【各クラス優勝者とベストタイム】
MTクラス:朽津進さん(コペン)39秒419
ATクラス:山崎泰男さん(ロードスター)38秒518
レディスクラス:古賀亜希子さん(アクセラスポーツ)40秒796
エキスパートクラス:浜屋雅一さん(スイフトスポーツ)35秒595

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