三菱自動車は、今春に発売を予定している新型軽スーパーハイトワゴンの車名について、クロスオーバーモデルを「eK クロス スペース」、標準モデルを「eK スペース」と決定した。
上記モデルは、2019 年 3 月に発売した「eK クロス」「eK ワゴン」に続き、三菱自動車と日産自動車の合弁会社である株式会社 NMKV が企画・開発マネジメントした新型軽自動車の第2弾で、本日より開催されている東京オートサロン 2020 に参考出品されている。 新型「eK クロス スペース」「eK スペース」は、「SMILES & FREESTYLE」をテーマとしたデザイン、軽スーパーハイトワゴンならではの広々とした快適な居住空間を実現し、同カテゴリーに求められる性能と機能を盛り込んだ、新型軽スーパーハイトワゴン。
【個性的なデザインを採用】
<ek クロス スペース>
- フロントフェイスに、「ek クロス」に続き、三菱自動車のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用。水平垂直基調のバンパーやグリルにより、SUVらしい力強さと安定感を表現した。
- 前方から後方に向かって伸びる彫刻的で立体感のあるキャラクターラインにより前後に突き抜ける勢いのある骨格の強さと、タイヤを車体の四隅に配し、それを包み込むバンパーサイドへとつながるフェンダーにより、しっかりと路面をつかんで踏ん張るイメージを強調した。
- フローティングルーフやベルトラインから繋がるリヤで上部に切れ上がるジェットフィンピラー(D ピラー)を採用し、薄く滑らかなキャビンを表現した。
- サイドシルガーニッシュとホイールアーチをブラックとし、前後バンパー下部のスキッドプレート形状部をシルバーとすることで、SUV らしさを強調した。
<ek スペース>
- フロントフェイスは開口部の少ないボディ同色のグリルを採用。ヘッドランプからボディサイドへと連続するキャラクターラインにより、一体感があり伸びやかでスタイリッシュなデザインとしている。
【ホイールベースを延長して広い室内空間を実現】
- 小さい子供のいるファミリーでの使用を想定して、リヤスライドドアの開口幅、リヤシートのスライド量、後席足元の広さをクラストップレベルとし、後席の居住性を最大化させた。また、室内の空気を循環させるプラズ向上している
- 従来車からホイールベースを延⻑することで、より広々とした快適な居住空間を実現した。また、後席の足元空間を拡大し、前席を一番後ろに下げた状態でも余裕のある空間を確保している。
【先進の運転支援技術・安全装備 を採用】
- HYBRID システムを採用する自然吸気エンジンとターボエンジンを設定し、CVTと組み合わせることで、力強く滑らかな加速性能と優れた燃費性能を両立した。なお、ターボエンジン搭載車は、ステアリングホイールから手を離すことなく変速操作ができるパドルシフトを採用している。
- ステアリングの操舵力とショックアブソーバーの減衰力を最適化することで、低速時はキビキビと軽快な、高速時はしっかりと安定したハンドリング性能を実現したほか、日本国内では三菱自動車初となる「ヒルディセントコントロール」を搭載した。
- 高速道路同一車線運転支援技術「MI-PILOT(マイパイロット)」や、衝突被害軽減ブレーキシステム、踏み間違い衝突防止アシストなど「サポカーS ワイド」に該当する予防安全技術「e-Assist」を採用することで、ドライバーの負担を軽減する。