国内唯一のイタリア・フェラーリ社公認クラブ「フェラーリ・オーナーズクラブ・ジャパン(FOCJ)」が、創立5周年を記念するイベントを8月30〜9月1日の3日間にわたり開催した。
今回参加した車両は約100台。全国からクラブメンバーが集い、3日間のツーリングを主体にしたイベントを楽しんだ。
最終日のグランドフィナーレでは、横浜の新たなランドマークとして10月31日に開業を予定している新複合施設「横浜ハンマーヘッド」を貸し切り、ツーリングのゴール会場を特設。フェラーリ約100台が桟橋に整列する壮観な光景が見られた。

創立5周年を迎えたFOCJは、旧オフィシャルクラブとの統合を経て2014年に設立。約550名のフェラーリオーナーが会員となっている公認クラブで、フェラーリ・オーナーズ・クラブのガイダンスに沿って、年間約20のイベントを行っている。特にフェラーリの聖地「ミュゼオ御殿場」で開催されるFOCJブランチは有名で、一般参加のフェラーリオーナーも集まる一大イベントだ。

その中でも周年行事はまさに“スペシャルイベント”。
段目にする機会のないスペシャルなモデルも駆けつけており、希少な「ラ・フェラーリ」や「エンツォ」をはじめ、スーパーカー世代憧れの「デイトナ」「308GTB」「512BB」、イタリア語でサーキットを意味する「ピスタ」をモデル名に冠した「488ピスタ」、デリバリーが開始されたばかりの「ピスタ・スパイダー」など現行モデルも数多く参加していた。
会場では希少なフェラーリを一緒に記念撮影をしたり、同じフェラーリ愛好家・仲間達が談笑する姿が見られた。

セレモニーでは、FOCJの川崎徳来会長が登壇。設立からの5年間を振り返り、メンバー達の熱い想いと協力への感謝の言葉とともに、「次は10周年を目指して、フェラーリ好きが集まり、楽しめるクラブにしていきたい」と抱負を述べ、最後はフェラーリ100台とともに記念撮影をして閉幕となった。
