日野自動車の販売会社である三重日野自動車(本社:三重県四日市市、社長:木下俊雄、以下、三重日野)は、本社および四日市支店を移転してリニューアルオープンし、8月5日に竣工式を行った。営業開始は8月19日を予定している。
新拠点は、従来の約2倍となる約2万2千㎡の敷地に本社と四日市支店を併設。東名阪自動車道四日市東インターチェンジそばに立地し、新名神高速道路、伊勢湾岸自動車道、東海環状自動車道と分岐する四日市ジャンクションからのアクセスも良好なことから、より利便性が高まった。
今回のリニューアルでは、各レーンに最新のリフトを設置。板金塗装レーンには高所作業用ゴンドラを備え、安全かつ高効率なレーンに一新した。また、新たにカメラモニターを導入したことで、作業を振り返り確認することができ、メカニックの安全意識の向上と整備の更なる迅速化を目指す。
さらに、全照明をLED化するとともに、一般・車検工場には省エネ・低騒音に対応した空調を設置。環境と地域に優しい設計であるとともに従業員の働きやすさにも貢献している。
日野は、「Challenge2025」で掲げている「最高にカスタマイズされたトータルサポート」の実現のため、新車販売に加えて、車両の点検・修理、部品供給などでトータルサポート活動の強化を進めている。販売会社の拠点では、リニューアル等を通じて、ユーザーの利便性向上に努めており、今年度はこれまでに京都日野自動車あやべ支店、愛知日野自動車一宮、三重日野自動車本社・四日市支店の3拠点をリニューアルしている。